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内容説明
一人ぼっちが不自由でも辛くもなく、淡々と孤独を甘受できる男。自分より他人を大切に思えるデリカシーを持ちあわせている男。そんな男の後ろ姿ほどセクシーなものはない……。銀座の高級クラブ「姫」のマダムから、数々のヒット曲を放った作詞家、そして直木賞作家へと華麗に転身した著者が、作家の鋭い感性でこれまで出会った男たちを素材に、女にとって魅力的な男性像を描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yomu
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タイトルと表紙に魅かれて購入。著者のこれまで出会った男たちを素材に、女にとっての魅力的な男性像が描かれた本。けっこうおもしろい話も多くて、また読みそう。2015/12/03
横丁の隠居
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先ごろ亡くなった山口洋子さんのエッセイ集。昭和61年だから、私がやっと少し仕事が板についてきた頃だなぁ。昭和の香りに満ちています。まだ、ワークライフバランスとか、イクメンとかいう言葉のなかったころのお話。作詞家として、素人のカラオケに一言おっしゃっているのが大変興味深い。素人は自分を歌ってもだめ、曲をうたってまあまあ、詞をきちんと表現できないと、というのは含蓄のあるお言葉です。2014/10/06