PHP文庫<br> スローキャリア―出世を急がない人のためのビジネス論

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PHP文庫
スローキャリア―出世を急がない人のためのビジネス論

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  • サイズ 文庫判/ページ数 259p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569667249
  • NDC分類 159
  • Cコード C0134

出版社内容情報

スローでも充実したキャリアを積みたい人へ。

出世するばかりが能じゃない! 本当にやりたい仕事に就いてこそ幸せなキャリア作りに繋がるのだ。充実した人生を送りたい人に贈る本。

「上昇志向はそれ程強くないが、日々の仕事やキャリア作りには出来るだけ前向きに取り組んでいきたい」「家族や友人との触れ合いを大切にし、自分の趣味や街のボランティア活動にも時間を割きたい」「テレビや雑誌で取り上げられる、出世第一の“キャリアアップ術”には違和感を感じる」「今の仕事内容に充実を感じており現場を離れたくない」……。

▼本書は、そんな出世を決して急がない人に、キャリア・コンサルタントである著者が、仕事のやりがいや価値観をより重視する生き方、“スローキャリア”を提唱する。

▼「すべての働く者が上昇志向を持っているわけではない」「自分らしいキャリアを築いてきたと思うか?」「地位や収入・企業のブランドに拘泥するのではなく、自分らしさにこだわって仕事をする」「会社との間に貸し借りをつくらず、依存はしない」「ナンバーワンではなく、オンリーワン」など、スローでも充実したキャリアを積みたい人に贈る一冊。

●序章 あなたはキャリアについて勘違いしていないか 
●第一章 キャリアに関する七つの誤解 
●第二章 スローキャリアとそうでないキャリア 
●第三章 スローキャリアの七つのポリシー 
●第四章 幸せのキャリアをつくる一〇の行動特性 
●第五章 スローキャリア重視の人材マネジメント 
●第六章 スローキャリアにおける判断のものさし 
●第七章 スローキャリアにおけるさまざまな選択肢 
●第八章 スローキャリアとスローライフ 
●終章 スペシャル対談 「幸せなキャリアづくり」をめざしているみなさんへ(金井壽宏・高橋俊介)

内容説明

自分にとって満足できる働き方とは何か。キャリアアップとはどういうことか。本書で述べている「スローキャリア」とは、出世を第一とせず、仕事のやりがいや価値観を重視した生き方のことである。「地位や収入・企業のブランドにこだわるのではなく、自分らしさにこだわって仕事をする」「会社との間に貸し借りをつくらず、依存しない」など、スローでも充実したキャリアを積みたい人に贈る一冊。

目次

序章 あなたはキャリアについて勘違いしていないか
第1章 キャリアに関する七つの誤解
第2章 スローキャリアとそうでないキャリア
第3章 スローキャリアの七つのポリシー
第4章 幸せのキャリアをつくる一〇の行動特性
第5章 スローキャリア重視の人材マネジメント
第6章 スローキャリアにおける判断のものさし
第7章 スローキャリアにおけるさまざまな選択肢
第8章 スローキャリアとスローライフ
終章 スペシャル対談 「幸せなキャリアづくり」をめざしているみなさんへ

著者等紹介

高橋俊介[タカハシシュンスケ]
1954年、東京都生まれ。日本国有鉄道(現・JR)、マッキンゼー・ジャパンを経て、89年、ワトソンワイアットに入社。93年、同社代表取締役社長に就任。97年7月、同社を退社し、ピープル・ファクター・コンサルティングを設立。2000年5月からは、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tetuneco

2
スローキャリアはいい言葉だが、逃げ口上にはしたくない。2009/03/12

yk-bnr32

1
この本を読むという事は、出世という言葉に少しでも疑問を持つという事だ。中堅社員や転職歴がある人は共感できる部分は多々ある。ただスローキャリアを実現する10の行動特性を持ち合わせるような人材は、出世でも起業して成功したり好きな事で食って行けたりと大抵何をしても上手く行く。そんな人材は何%もいないはずだし、スローキャリアの特徴を満たす企業は、現状の求人ではほぼ皆無だ。この本の結論は「今の仕事に主体的に取り組めば何かが見える」という事だが、内容は取捨選択して、働き方について自分なりに熟慮すべきだと改めて思う。2013/04/29

Hiroko_Flower

1
育休中、自分のキャリアについて焦り苦しんでいた時に読んだ本。キャリア=轍、「何年後にどうなっているはず」が強すぎると目の前の事が見えなくなる、キャリアは人生全体で見れば良い、などの内容に勇気を貰った。著者の「自分らしいキャリアの作り方」と重なる部分多し。2009/09/20

myama

1
学生だけど今の学生に読ませたらいかんなあと思った。(自省も含め)これ以上ゆるめさせてどうする。2009/11/11

May

0
とても勇気づけられる。実際「スローキャリア」的に優秀で、いいなあと思わせる人格の人とはしばしば出会うので、著者の訴えることの価値はよく分かる。試金石的にも使える本かもしれない2016/06/19

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