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聖書の謎を解く―誰もがわかる「福音書」入門

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  • サイズ 文庫判/ページ数 261p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569666501
  • NDC分類 193.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

歴史上最大のミステリー『聖書』の謎に迫る。

キリストに選ばれた使徒はなぜ12人だったのか? 歴史上の最高傑作ミステリーともいえる『聖書』の謎を解き明かす、新趣向の入門書。

俗に、『聖書』は人類史上最大のロングセラー、などといわれている。グーテンベルクが活版印刷技術を発明したときに印刷したのは『聖書」だったと伝えられていることからも、おそらくそれは間違いのないことだろう。しかし、本書の著者は、『聖書』は人類史上最大のミステリーであるという。

▼たとえば、『新約聖書』の冒頭部分の「マタイによる福音書」には、「アブラハムはイクサの父であり、イクサはヤコブの父、ヤコブはユダとその兄弟たちとの父、ユダはタマルによるパレスとザラの父……」というように、延々と系図の説明が続き、イエスがアブラハム、イクサ、ヤコブの子孫にダビデ王がいて、さらにその子孫として生まれたことが記されている。

▼系図は「ルカの福音書」にも出てくるが、これは出発点に人類の祖・アダムを置いている。この違いの意図は何なのか。

▼作家の豊かな想像力で、『聖書』の中に隠された多くの謎に迫った、新趣向の『聖書』入門書。

●序章 聖書は史上最大のミステリー 
●第一章 すべては「光あれ」から始まった 
●第二章 わが子を犠牲にしたアブラハムの契約 
●第三章 モーセの十戒と罪の女たち 
●第四章 イザヤの預言と死海文書の謎 
●第五章 四つの福音書とバプテスマのヨハネ 
●第六章 イエスはなぜ洗礼を受けたのか 
●第七章 ペテロの愚直さの上に教会が建つ 
●第八章 個性豊かな十二人の使徒たち 
●第九章 民族主義者と娼婦をめぐる謎 
●第十章 犠牲の子羊による新たな契約 
●第十一章 最後の晩餐とイエスの愛した弟子 
●第十二章 十字架上の死と復活   

内容説明

あなたがたには神の国の奥義が授けられているが、ほかの者たちには、すべてが譬で語られる。…イエスは弟子たちに、このように語ったと『聖書』には記されています。奥義とは特定の人でなければ分らないこと、普通の人にはなかなか理解できないことです。理解できないこと、それはまさにミステリー。この謎に満ちた「世界的ミステリー」の魅力を分りやすく語りかける最良の『聖書』入門書。

目次

聖書は史上最大のミステリー
すべては「光あれ」から始まった
わが子を犠牲にしたアブラハムの契約
モーセの十戒と罪の女たち
イザヤの預言と死海文書の謎
四つの福音書とバプテスマのヨハネ
イエスはなぜ洗礼を受けたのか
ペテロの愚直さの上に教会が建つ
個性豊かな十二人の使徒たち
民族主義者と娼婦をめぐる謎
犠牲の子羊による新たな契約
最後の晩餐とイエスの愛した弟子
十字架上の死と復活

著者等紹介

三田誠広[ミタマサヒロ]
1948年、大阪生まれ。早稲田大学文学部卒業。1977年、『僕って何』を「文藝」に発表し、芥川賞受賞。以後、小説、評論、エッセイと幅広く活躍している。早稲田大学文学部客員教授。日本文藝著作権センター事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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