出版社内容情報
日本が世界を平和にするための「戦争学」とは。
若者比率が15%を超える国が戦争をする!? 歴史を紐解きながら、なぜ人は戦争するのかを分析し、日本が世界を平和に導く道を説く。
今、世界には約200の国が存在するが、それらの国すべてが、必ずしも良識ある国家ばかりではない。他国の領海を平気で侵し、その国の人間を拉致していく国もあれば、戦争責任を口実に、50数年経った今でも賠償を求めてくる国もある。まさに山賊、強盗の如き「国」がひしめく国際社会だが、それだけに日本にはしっかりとした外交戦略が求められている。
▼本書は、「自国の国益をハッキリさせたほうが戦争は減る」という著者が書いた、戦争設計学である。とかく平和慣れした我々日本人は、”自国の国益を主張しすぎると、相手を刺激してしまって戦争がおこってしまう”と考えがちだ。
▼しかし現実は「仕掛けるぞ、仕掛けるぞ」と脅すくらいの外交手段が、結局は互いに手を殺しあうことになり、戦争を起こさせないための抑止力になるのだ。強盗国家のやり口に屈せず、相手に戦争を起こさせない方法を明快に説いた一冊。
▼『戦争が嫌いな人のための戦争学』を改題。
●序章 本当の戦略的思考とは何か
●第1章 こうすれば国家が造れる
●第2章 「好戦的な民族」と「平和的な民族」
●第3章 「戦争」と「平和」は表裏一体
内容説明
今、世界には約200の国があるが、中には領海を平気で侵し、他国の人間を拉致していく「国家」が存在する。まさに強盗の如き「国」がひしめく国際社会だが、それだけに日本にはしっかりとした戦略が求められる。本書は、「自国の国益をハッキリさせたほうが戦争は減る」という著者が書いた、戦争設計学である。戦争を起こさせないための方策を明快に説く一冊。
目次
序章 本当の戦略的思考とは何か(イラク戦争論議で見過ごされている日本の実力;イラク人道復興支援のゴールはどこか ほか)
第1章 こうすれば国家が造れる(インターネットで国造り;国家は人間に必要不可欠なもの ほか)
第2章 「好戦的な民族」と「平和的な民族」(前頭葉の犯す過ち;戦争をしない人たちは奥地へと追いやられた ほか)
第3章 「戦争」と「平和」は表裏一体(エゴを丸出しにすれば戦争が減る;小牧・長久手の戦いに見る、大政治家同士の駆け引き ほか)
著者等紹介
日下公人[クサカキミンド]
昭和5年兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業後、日本長期信用銀行入行。同行取締役を経て、現在、東京財団会長、(社)ソフト化経済センター理事、三谷産業非常勤監査役。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲイターとして活躍。未来予測の正確なことには定評がある
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感想・レビュー
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