PHP文庫<br> 戦史に学ぶ「勝敗の原則」 - 戦略・戦術・指揮官の三つの視点で分析する

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戦史に学ぶ「勝敗の原則」 - 戦略・戦術・指揮官の三つの視点で分析する

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  • サイズ 文庫判/ページ数 388p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569660103
  • NDC分類 391.3
  • Cコード C0130

出版社内容情報

戦史に学ぶ「勝つべくして勝った」勝利の定理。

戦史には勝利の定理が存在する。戦国武将から帝国軍人まで勝利を収めた人物をとおして、真の勝利の本質と敗北との概念を問う長編評論。

「戦う」とはどういうことなのか。辞書的に説明すれば、「力」を行使して相手の意志を屈服させ、わが意を通すために勝利を争うこと、といえる。では、「意志の争い」を「勝利」と「敗北」に分かつものはいったい何なのだろうか。

▼本書は、「戦略・戦術・指揮官の能力」の3つの観点から、13の戦いを分析し、そこから戦いに潜む「勝利の定理」を導き出すことを試みた戦史研究の書である。

▼たとえば、織田信長と今川義元が相まみえた桶狭間の戦いは、信長勢4000人に対し、今川勢2万5000人といわれている。数字上は信長の圧倒的劣勢である。しかし、勝利を手中に収めたのは信長であった。

▼古来「奇をもって勝つ」といわれる。いわゆる「奇襲攻撃」である。桶狭間こそ、奇襲の典型であると著者はいう。

▼ビジネスにおいても勝ち負けはある。視点を変えれば、現代に通じる、負けないビジネスの手引き書として有益な示唆を与えてくれる「戦略書」でもある。

●第1章 勝敗の本質を読む 
●第2章 戦史には勝利の定理が存在する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

3
平和を望む人こそ読むべき一冊。戦争に対する見方が変わる。2015/07/11

閑居

0
本書には、ビジネスにもつながる多くの勝敗の原則が示されている。「能力の根源は人格である。学識は能力の一要素にすぎない。(戦史教程)」、「戦争においては、作戦の開始から、すべて不確実なものである。ただ将帥の意志と実行力だけが確実なものとして例外に属する。(大モルトケ)」、「偉い奴には大なり小なり癖があるものである。その癖を知って、これを活用することが、指導者たるものの器というものだ。(山下奉文)」、「天は英雄の偸安を許さず」、「戦略の失敗を戦術では補えないが、逆に戦術の失敗は戦略で補える」2006/05/18

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