出版社内容情報
大正三年、帝大講師の南辺田(みなべだ)廣章(こうしょう)と書生・山内(やまうち)真汐(ましお)は、信州・諏訪大社の麓に降り立った。伯爵家に代々伝わる「鉄環(かなわ)のお役」を果たすために。神域の山で禁足地を犯した二人は、山奥の秘村に“来訪神(オトナイサマ)”と遇され、囚(とら)われる。臥龍洞で風の神を祀るその村では、十二年に一度の“奇祭”が今まさに執り行われるところだった――。鉄環の謎と因習の裏に秘められた真実を暴く民俗学ミステリ。
内容説明
大正三年、帝大講師の南辺田廣章と書生・山内真汐は、信州・諏訪大社の麓に降り立った。伯爵家に代々伝わる「鉄環のお役」を果たすために。神域の山で禁足地を犯した二人は、山奥の秘村に“来訪神”と遇され、囚われる。臥龍洞で風の神を祀るその村では、十二年に一度の“奇祭”が今まさに執り行われるところだった―。鉄環の謎と因習の裏に秘められた真実を暴く民俗学ミステリ。
著者等紹介
清水朔[シミズハジメ]
唐津生れ、梅光女学院大学卒。『神遊び』で集英社ノベル大賞・読者大賞をW受賞。『奇譚蒐集録―弔い少女の鎮魂歌』が日本ファンタジーノベル大賞最終候補となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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