出版社内容情報
上司、教師、親必読!問題解決のための聞き方。
「よい評価と悪い評価の割合を5対1にする」などの十か条が、相手の考える力を最大限に引き出す! 上司、親、教師必読の「聞く技術」。
誰もダンを止めることはできなかった。『考える環境』のルールのもとでの会議では、話をさえぎることはできないからだ。出席者はダンの怒りの言葉をうんざりしながら聴いていたが、突然、ダンは黙り込んだ。30秒後ダンは、誰も予想しなかった解決案を口にした……。
▼本書は、人間の考える力を最大限に引き出す「考える環境」をつくりだすための聞き方を提唱する本である。本書が紹介する聞き方を実践すれば、相手にとってベストの問題解決策、アイデアが得られ、予想もしなかった気づきをもたらすことだろう。著者はこのメソッドをイギリス全土に広めており、さまざまな企業で、家庭で、学校で効果が実証されている。上司、教師、親の方に是非このメソッドを薦めたい。
▼ちなみにこの聞き方の原型は、著者が20代のころおかされたガンから回復した経験をもとにして生み出された。なればこそ、圧倒的なリアリティをもって構築されているメソッドなのである。
●第1部 「考える環境」 ――その10の要素
●第2部 「考える環境」をつくる
[I]考える組織
[II]考えるパートナーシップ
●第3部 考える社会
●第4部 考える未来
内容説明
「自分で考えさせる技術」が、相手の可能性を最大限に引き出し、コミュニケーションの壁を破る。
目次
第1部 「考える環境」―その一〇の要素(「考える環境」はなぜ大切なのか;自分で考える ほか)
第2部 「考える環境」をつくる(考える組織;考えるパートナーシップ)
第3部 考える社会(世界じゅうを「考える環境」に!;医療 ほか)
第4部 考える未来(夢を実現するために)
著者等紹介
クライン,ナンシー[クライン,ナンシー][Kline,Nancy]
現在、コンサルタント会社「タイム・トゥ・シンク」社社長。1973年、癌を克服した著者は、自分で「考える」力を伸ばすための手法を確立しようと模索を始め、長年にわたって観察を続けた結果、「考える環境」の10の条件にたどり着く。これを発展させ完成したのが、個人のための「思考セッション」と、リーダーシップ養成ならびにチーム育成プログラムである
古賀祥子[コガサチコ]
東京外国語大学英米語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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