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食欲礼賛

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  • サイズ A6判/ページ数 287p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569654416
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0030

出版社内容情報

食の奥深さ、重要さを説く珠玉の言葉集。

経営者としてだけではなく、「食」の巨人でもあった日清食品創業者会長。ラーメンをはじめとした食へのこだわりを集めた珠玉の言葉。

チキンラーメン、カップヌードルの発明者であり、世界有数の大企業を育て上げた経営者として知られる日清食品創業者会長・安藤百福氏。だが、その「食の巨人」としての側面は、意外と知られていない。

▼だが氏は、名物料理を求めて日本各地を探訪し、中国にまで麺のルーツを探りに行くなど、長年食を追及し続けてきた。また、会社に自前の調理室を持つなど、料理に対するこだわりも並大抵のものではない。

▼本書はそんな、「食」に対するこだわりを集めた語録・エピソード集である。

▼魚のさばき方といった調理のコツから、料理の歴史や味に対する深い洞察、食に携わる企業のありかた、そしてもちろんインスタントラーメンに対する熱い思いなどを語っていく。

▼「インスタントラーメンを宇宙に飛ばした男」の原点がわかる一冊。

●第1章 戦後の食とインスタントラーメンの誕生 
●第2章 食と文化を語る 
●第3章 食と健康の哲学 
●第4章 食の博物誌 ――安藤百福の食べ物紀行 
●第5章 食と企業のありかたについて

内容説明

インスタントラーメンを宇宙まで飛ばした男の「食」へのこだわりがここにある。安藤百福「食」語録。決して平坦ではなかった人生経験の中から学び取った、生きるための知恵ともいうべき言葉の数々。

目次

第1章 戦後の食とインスタントラーメンの誕生(一杯のラーメンが私の原風景;ラーメンはその昔、“夜泣きそば”といった ほか)
第2章 食と文化を語る(食はあらゆる文化の源流である;料理は愛情の表現 ほか)
第3章 食と健康の哲学(粗食とゴルフが長寿の秘訣;美しく健康であるためには、賢い食生活が大切だ ほか)
第4章 食の博物誌―安藤百福の食べ物紀行(山薬、山ウナギともいわれる山の芋;秋サバにほどよい塩加減を乗せた鯖街道 ほか)
第5章 食と企業のありかたについて(食足世平;終戦直後の飢餓が私の考え方を一八〇度変えた ほか)

著者等紹介

安藤百福[アンドウモモフク]
1910年3月5日生まれ。立命館大学専門学部経済科修了。立命館大学名誉博士。1948年中交総社(現日清食品)を設立。1958年世界初の即席めん「チキンラーメン」、1971年世界初のカップめん「カップヌードル」を発明。日清食品創業者会長、(社)日本即席食品工業協会会長、IRMA世界ラーメン協会会長、(財)安藤スポーツ・食文化振興財団理事長。1982年勲二等瑞宝章、1992年科学技術庁長官賞(功労者賞)、1999年大阪府池田市名誉市民賞、2002年勲二等旭日重光章。海外からはロサンゼルス名誉市民称号、ブラジル政府グラン・クルス勲章、タイ王国ディレクナポン勲章を授与される。1996年新しい食品開発やベンチャーを奨励・表彰する「食創会」設立、1999年大阪府池田市に「インスタントラーメン発明記念館」を作り、子ども達に発明の大切さを教え、食育を進める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。