出版社内容情報
「雇用のミスマッチ」を防ぐ秘訣を公開。
増加しつつある「雇用のミスマッチ」に、企業は、就職希望者はどう対応すればいいのか? その処方箋を「採用のプロ」が初めて明かす。
リクルートで求人広告に携わった後独立し、今日まで数多くの採用活動を手がけてきた著者。本書はその「採用のプロ」が、「雇用のミスマッチ」をどうするかを世に問う一冊である。
▼近年、景気の回復基調にあわせ、雇用も改善されつつある。だが、せっかく入った会社をすぐ辞めてしまう人は跡を絶たない。この原因は何か?
▼著者はそれを「企業、求職者双方の問題」という。双方が実に安易な気持ちで採用・求職に臨んでしまっているからだというのだ。そこで本書は企業と求職者双方の視点から語るというユニークな構成になっている。
▼まずは企業には、どういった心構えで採用活動を行うべきかという一般論から、どうすれば求職者の心をとらえ、本当にマッチした人材だけを採用することができるかという具体論までを説く。そして求職者側には、自分にあった会社をどう見抜くかの視点を与える。
▼採用の現場に長年携わった著者だけに、あくまで実践的な内容。
[第一部]あなたの能力を奪っていく現代社会の構造
●第一章 伸び悩むのは能力でなくミスマッチのせい
●第二章 自分探しに迷うニッポン社会
●第三章 就活対策をして入社した後の現実
●第四章 経営者も見えていない「いい人材」
[第二部]「伸びる人」になるための九つの視点
●第五章 職場との相性のはかり方
●第六章 企業側の情報を見抜く視点のもち方
●第七章 社員の姿で見る活性度
[第三部]「伸びる人」の集まる会社にするために
●第八章 アピールポイントを知らない企業
●第九章 勘違いする人事担当者
●第十章 企業の陥る採用ミス
内容説明
どうする?「雇用のミスマッチ」。元リクルート・人材のプロが教える「自分を伸ばす会社の見つけ方」と「会社を伸ばす人材の採用法」。
目次
第1部 あなたの能力を奪っていく現代社会の構造(伸び悩むのは能力でなくミスマッチのせい;自分探しに迷うニッポン社会;就活対策をして入社した後の現実 ほか)
第2部 「伸びる人」になるための九つの視点(職場との相性のはかり方;企業側の情報を見抜く視点のもち方;社員の姿で見る活性度)
第3部 「伸びる人」の集まる会社にするために(アピールポイントを知らない企業;勘違いする人事担当者;企業の陥る採用ミス)
著者等紹介
伊藤秀一[イトウシュウイチ]
1964年、愛知県生まれ。高校卒業後、コンビニ・ファミレス・工場などで働くフリーター、印刷会社の社員を経て、1987年に株式会社リクルートにアルバイトとして入社。毎四半期ごとに社内表彰を受け1990年に正社員登用。1993年に独立。1995年に有限会社ジオコス(現株式会社ジオコス)設立。代表取締役就任。企業の採用広報物の制作を主体にさまざまなメディアの情報発信をする制作会社として事業運営。採用メディアの制作では強みを発揮し、本家リクルートの採用活動の支援もおこなっている実績をもつ。2003年、株式会社R4(人事・採用支援事業)取締役就任。株式会社キッズ・エンターテインメント(親子のコミュニケーション創造事業)取締役就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- キレイの台所