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竹中平蔵の戦争―金融再生に挑んだ730日

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569642994
  • NDC分類 338.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

不良債権との闘いの裏で何が起きていたのか?

バブル以降日本を苦しめ続けた不良債権はいかに処理されたのか。内幕に肉薄し、その真相を初めて明らかにした渾身のドキュメント!

「もはやバブル後ではない」竹中平蔵氏は、2005年1月24日の衆参両院本会議の経済演説で、不良債権問題を終結させた自信から、こう宣言した。そして2005年4月。予定通りペイオフの完全解禁。

▼では、なぜ竹中平蔵氏は堅牢な日本的システムを崩すことができたのか。いかに政治と対峙し、官僚を動かし、大銀行を変えたのか。筆者は、歴史的ともいえる政策転換の舞台裏を探ってみようと試みた。この問題に関わるさまざまな人々に徹底した取材を積み重ね、そこで繰り広げられた興味深いドラマを、できるだけ忠実に再現することを目指した。(「まえがき」より抜粋)

▼竹中平蔵氏が金融担当相を務めた2年間、日本の金融システムは大きく変革された。メガバンク『崩壊』、ダイエー問題、そして金融危機の終焉……。その時、一体何が起きていたのか。本書では当事者たちの苦悩、決断の全過程が赤裸々に描き出される。まさに一級史料ともなるべき一冊である。

●第1章 開かれた政策の窓―竹中プラン決定までの舞台裏 
●第2章 始まった金融改革―りそなへの公的資金投入 
●第3章 メガバンク「崩壊」―UFJ、ダイエー問題の実相

内容説明

メガバンク『崩壊』!そして金融危機の終焉…。その時、何が起きていたのか。徹底取材で改革の内幕をはじめて明かした渾身のドキュメント。

目次

第1章 開かれた政策の窓―竹中プラン決定までの舞台裏(小泉純一郎の決断;小泉人事;経済戦略会議での挑戦状 ほか)
第2章 始まった金融改革―りそなへの公的資金投入(首相官邸;りそなグループ;会長通牒 ほか)
第3章 メガバンク『崩壊』―UFJ、ダイエー問題の実相(UFJ問題;検査忌避;ダイエー問題 ほか)

著者等紹介

小野展克[オノノブカツ]
共同通信社経済部記者。1965年、北海道生まれ。慶応義塾大学卒。金融庁、農水省、旧運輸省などの官庁、大手銀行を中心に取材
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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