出版社内容情報
技術系のMBAといわれ注目をあびるMOT。本書では現場におけるマネジメントに力点をおき、企業革新のためのMOT活用法を解説。
MOTとは米国のMITが提唱したManagement of Technologyの略で、いま技術系のMBAとして注目されている。これまで技術系の役割といえば、研究所に籠もってひたすら会社のために研究・開発というイメージが強かったが、これからの時代はそれだけでは生き残れなくなった。
▼現在、製造業の「勝ち組」と言われている企業には、共通の特徴がある。すなわち、(1)技術者の能力を引き出すマネジメントをしている。(2)独創性を事業化する能力がある。(3)技術者が顧客・市場を意識した仕事をしている。という点である。本書はこれらを実現するためにはどうしたらよいか、すなわち「技術をマネジメントする(=MOT)」ためのノウハウについて解説している。
▼本書の執筆には、技術コンサルとして定評のあるJMAC(日本能率協会コンサルティング)のメンバーがあたっており、すぐ現場で役立つ、極めて実践的な内容となっている。
●第1章 経営におけるMOTの位置づけ
●第2章 研究開発組織能力の最大化
●第3章 顧客価値を創造する商品・技術戦略
●第4章 中長期コスト開発と技術開発
●第5章 グローバル生産技術戦略
●第6章 未来志向型の開発設計マネジメント
内容説明
技術をマネジメントできる企業が生き残る!コンサルタントの体験に基づく豊富な事例。どうすれば独創性が商品に結びつくのか。欧米・中国・日本の「強さ」と「弱さ」とは。未来志向型の開発設計マネジメントの実際。いまもっとも現場に近い実践的MOT解説書。
目次
第1章 経営におけるMOTの位置づけ―技術を核にした絶えまない企業革新
第2章 研究開発組織能力の最大化―ナレッジマネジメント革新
第3章 顧客価値を創造する商品・技術戦略―感動価値への挑戦
第4章 中長期コスト開発と技術開発―経営計画・製品開発計画とコスト開発
第5章 グローバル生産技術戦略―「欧米・中国・日本」三極生産技術開発
第6章 未来志向型の開発設計マネジメント―価値創造に向けたマネジメント機能の見直しと人材育成
感想・レビュー
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