内容説明
維新を目指し奔走した男、非業に倒れた男、幕府と運命をともにした男…。あの新選組から、維新の元勲、草莽の志士まで、100人の男の生と死から激動の幕末維新を体感する。
目次
第1章 動乱の序曲(高野長英―新しい日本のさきがけとなった「日本のガリレオ」;阿部正弘―激動の維新の幕を開いた青年総理の英断 ほか)
第2章 剣の狂想曲(武市半平太―「天誅」に取り付かれたマキャベリスト;吉田東洋―土佐藩を主導した切れ者の誤算 ほか)
第3章 維新への奇想曲(安藤信正―坂下門外の変で無念の降板;堀織部正―命を賭けたプロシヤとの条約交渉 ほか)
第4章 嵐の交響曲(西周―日本最初の憲法草案;由利公正―新政府の基本方針を鼻紙に書く ほか)
第5章 近代化への旋律(雲井龍雄―「幻のクーデター計画」の主役;江藤新平―不平士族とともに佐賀の乱に死す ほか)
著者等紹介
泉秀樹[イズミヒデキ]
1943年静岡県浜松市生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。産経新聞社、三田文学などで記者・編集者を経て、73年に小説『剥製博物館』で第5回新潮新人賞受賞
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