出版社内容情報
進化した不動産の証券化をよりわかりやすく解説。
前作に、Jリート(不動産投信)、新証券化の登場、PFIなどの動きを付加。ビジネスシーンで多く使われる専門用語の解説も充実させた。
日本でも不動産の証券化が普及し、JリートやSPCといった言葉を新聞でも見かけるようになってきた。景気低迷や不良債権処理による暗い状況を打開する起爆剤であり、社会そのものが変わるとさえいわれる。
▼具体的には、(1)不動産が不動産でなくなる、(2)オフィスビルの賃料が年金になる、(3)会社が生き返る、(4)不動産会社が変わる、(5)街に活力が戻ってくる、と著者は説く。なかでも不動産の証券化の最も重要な社会的意義は、都市を活性化し、居住環境や職場環境の質的向上を図ることだという。そのような観点から、改訂版では全体を新しい情報に書き換えるとともに、「PFI」について1章をもうけた。
▼本書では、証券化の根幹は安定的な賃料収入であるという基本的な立場を維持し、新しい制度や現実の運用状況を解説している。金融・不動産関係者だけでなく、一般投資家や不動産所有者にもぜひ読んでもらいたい一冊である。
●第1章 不動産証券化の全体像
●第2章 ファンド型(資産運用型)不動産証券化
●第3章 資産流動化型不動産証券化
●第4章 証券化に対する法規制
●第5章 証券化関連制度の展開
●第6章 証券化における収益の確保
●第7章 PFI
内容説明
Jリート、レモンマーケット、PFIをご存知ですか?不動産が不動産でなくなる、オフィスビルの賃料が年金になる、会社が生き返る、不動産会社が変わる、街に活力が戻ってくる。不動産の知識はこれからのビジネスマンに必須。
目次
第1章 不動産証券化の全体像
第2章 ファンド型(資産運用型)不動産証券化
第3章 資産流動化型不動産証券化
第4章 証券化に対する法規制
第5章 証券化関連制度の展開
第6章 証券化における収益の確保
第7章 PFI
著者等紹介
渡辺晋[ワタナベススム]
1956年、東京都生まれ。1980年、一橋大学法学部卒業。同年、三菱地所(株)入社。85年、三菱地所住宅販売(株)出向。89年、司法試験合格。90年、三菱地所(株)退社。92年、弁護士登録(第一東京弁護士会所属)、現在、山下・渡辺法律事務所
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