出版社内容情報
最高級のイギリスユーモア300余編を厳選。
ジョークを知らずしてイギリスを語るな! 政界もサッカーも、日本も北朝鮮も10秒で笑い飛ばす、最高級イギリスユーモア320余編。
内容説明
人生を上手に楽しむイギリス人の、必笑ジョーク320余編。
目次
1 ロンドナーはいかにして笑うか?
2 小さな島の大きな精神
3 紳士の国のブラックユーモア
4 諷刺こそわれらのお家芸
5 暮らしぶりは笑いぶり
6 ユーモアの仕掛人たち
7 競技場のスポーツと言葉のスポーツ
8 艶っぽさはいつの世も
9 とかくイギリス人は
著者等紹介
北村元[キタムラハジメ]
1941年、大阪市生まれ。日本大学卒業後、1964年にテレビ朝日に入社。1977年から81年まで、BBC(英国放送協会)の日本語部に出向、「イギリスのユーモア」などの短波放送を手がける。その後、バンコク支局長、ハノイ支局長、シドニー支局長を歴任。2001年、テレビ朝日退社。現在、西シドニー大学人文学部名誉客員研究員として、オーストラリアで研究活動を行っている
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感想・レビュー
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ならのみやこ
4
イギリスジョークは新聞に掲載されている4コマ漫画を読んでいる感覚。日本人には思いつかない、というより思いついても言わ(え)ないネタがたくさん収録されていた。イギリス人の人間味溢れた描写があって満足。イギリス人はネガティブ。うーん‥‥フランスとイギリスを足して2で割ったらちょうどよくなるのかな?(笑) 何はともあれ、イギリスのことが少し好きになりました。2014/01/28
もとせ
3
142頁引用【イギリス国鉄に食堂車が導入されてそろそろ百二十五年になるが、社内で売ったサンドイッチが大変まずく、いらいらした乗客が次から次へと窓から捨てたので列車がそれに乗り上げて脱線したという話がある。隣国フランスの料理と比べると、その差は歴然。神はなぜこのような差をつけたのだろうか。】2011/12/31
ぷるぷる
3
英国の"sense of humor"の背景を探りながら事例を紹介してくれるわけですが・・・ 肝心の解説の部分が全くおもしろく無いのである。 イングランド、スコットランド、アイルランドの歴史から、イングランド人がスコッツやアイリッシュをどう見ているか?というのは多少興味を惹くが、この本を読むような人なら知ってる話だろう。チャーチルの名言集や肉屋で順番待ちしてキレた男が、首相を殺しに行って「チクショウ、あっちも行列だ」 ってのがお気に入り。興味関心を持って積極的に向かいあえば"笑う"ことができると思う。2010/12/08
チャンドラー
1
イギリスユーモアが好き。イギリス人から見たスコットランド人、アイルランド人、それぞれの特徴を誇張したユーモアが可笑しい。他国から見たイギリス人やけちん坊のスコットランド人の小話にもクスリ。多少の偏見があっても、言われる側の度量が深くさらに応酬しているのがいい。2022/01/26
たこ焼き
1
例える。あるある。こいつはこういっても許される。予測(常識、普通、マジョリティ)と外れ、驚き、安心(あほ、だめ、不幸優越感)。悪い人を、侮辱的な言葉を使わずに、悪く表現するのは難しい。2020/01/18
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