出版社内容情報
本格的な経営分析がやさしく気軽に学べる本。
かなり高度な内容に触れつつも、あくまで経営分析入門書として平易な記述をつらぬいた画期的な本。わかりやすく目からウロコなこと必至。
経営分析ではさまざまな専門用語や計算式が使われます。それらを理解することは経営分析をマスターするために欠かせないことですが、たとえ丸暗記したところで、企業の実態がうまく分析できるわけではありません。重要なのは、経営分析を体系的に俯瞰し、「なぜ、そう考えるのか」を自分自身に問いかけ、分析の結果から「企業は何を訴えているのか」を正しく読み取ることです。
▼本書では、具体的な数字を使って(架空の数値ですが)、企業の実態を明らかにしていく経営分析の手法を解説しています。経営分析の関連書を読んでも何となく未消化感のあった方でも、本書によって経営分析が目指す目的とそのためのノウハウが驚くほどすっきりと頭に入ってくるのではないでしょうか。難解になりがちなテーマを、ユーモアというオブラートでくるんで口当たりを良くしているのも本書の特徴です。
▼入門者から中堅幹部、金融機関の専門家まで、幅広い期待に応える本です。
●第1章 はい、こちら粉飾決算研究所
●第2章 まずは損益計算書から
●第3章 収益性は奥が深いのだ
●第4章 収益性の指標は他にもあるぞ
●第5章 収益性の分析以外でも大切なものがある
●第6章 貸借対照表からも収益性がわかる
●第7章 得意先から値引き要請に耐えられる分岐点
●第8章 キャッシュフロー分析という迷路の中で
●第9章 資金よ、おまえはどこへ行く
●第10章 資金はどうやって調達されるのか?
●第11章 比率分析から資金のバランスを追え
●第12章 資金繰表を作ってみよう
●第13章 資金運用表に挑戦だ
●第14章 キャッシュフロー計算書の極意を伝授
●第15章 あの会社の粉飾決算を見破ろう
●第16章 お疲れさまでした
内容説明
本書は、企業の中堅幹部社員、金融機関の融資担当者、アナリストなどの専門家、さらには、広く経営分析に興味をもたれている方々に向けて、「経営分析の考えかた」を伝えるものである。
目次
はい、こちら粉飾決算研究所
まずは損益計算書から
収益性は奥が深いのだ
収益性の指標は他にもあるぞ
収益性の分析以外でも大切なものがある
貸借対照表からも収益性がわかる
得意先からの値引き要請に耐えられる分岐点
キャッシュフロー分析という迷路の中で
資金よ、おまえはどこへ行く
資金はどうやって調達されるのか?〔ほか〕
著者等紹介
高田直芳[タカダナオヨシ]
昭和34年生まれ。栃木県小山市在住。某都市銀行勤務を経て、平成9年公認会計士開業登録。現在、高田公認会計士事務所所長兼CPA Factory Co.,Ltd.取締役社長
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感想・レビュー
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