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一気にわかる!特殊法人民営化―日本病のカルテ

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569618937
  • NDC分類 335.7
  • Cコード C0030

出版社内容情報

特殊法人改革の論点を中心人物が解き明かす。

12月に結論が出る特殊法人改革。その中心人物が、特殊法人の問題点、民営化によるメリット、実現への戦略などをわかりやすく解き明かす。

構造改革を行なうにあたって小泉内閣が真っ先に手掛けようとしているのが、特殊法人および公益法人等の改革である。著者・猪瀬氏が委員を務める「行革断行評議会」はその実施に際して設置された。

▼小泉首相の目指す構造改革は、一般に「痛みを伴う」ものであると言われているが、ほんとうにそうなのか? いや、断じてそうではない! なぜなら特殊法人改革は、われわれの税金を蝕む「ムダの巣窟」を一掃する、国民にとっては「明るい」行革だからである。

▼第一章では「公益法人が抱える税制上の問題」などを示し、第二章では「公共事業でいったい何をつくってきたのか」などの解明から、財政の硬直化を生んだ“特別会計”の解体を訴える。最終第三章では具体的に道路四公団の民営化案等を示す。

▼本書は、改革の中心人物が特殊法人の問題点を洗い出し、民営化によるメリットおよび実現への戦略などをわかりやすく解き明かした小泉構造改革への案内書である。

●第1章 特殊法人の何が問題か 
●第2章 特別会計の解体と特殊法人民営化 
●第3章 特殊法人改革・実践のシナリオ 

内容説明

われわれの税金を蝕む「ムダの巣窟」を一掃せよ!痛みを伴わない明るい行革のシナリオを明示する。

目次

第1章 特殊法人の何が問題か(「行革断行評議会」は何を“断行”するのか;日本人の「自己認識」としての課題特殊法人・公益法人の存在;公益法人への課税について)
第2章 特別会計の解体と特殊法人民営化(公共事業でいったい何をつくってきたのか;「日本列島改造論」の呪縛;財政の硬直化を生んだ「特別会計」について;「画一的均衡発展」でなく、真の地方振興のために;道路公団民営化で行財政構造改革;特殊法人改革で「特別会計」解体)
第3章 特殊法人改革・実践のシナリオ(社会資本整備計画を阻止せよ;住宅金融公庫の廃止は理論的には簡単だ;道路四公団の分割民営化案)

著者等紹介

猪瀬直樹[イノセナオキ]
1946年、長野県生まれ。『ミカドの肖像』で87年、第18回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『日本国の研究』で96年度文芸春秋読者賞受賞。既成の常識にとらわれないユニークな視点でつぎつぎと作品を発表、『ペルソナ三島由紀夫伝』『マガジン青春譜』『ピカレスク太宰治伝』の評伝三部作が話題に。作家活動のほかにメールマガジン「日本国の研究・不安との訣別/再生のカルテ」の編集長。行革断行評議会委員として特殊法人等の廃止・民営化に取り組む。政府税調委員、財政制度等審議会専門委員、日本ペンクラブ言論表現委員長、慶応大学メディアコミュニケーション研究所講師、国際日本文化研究センター客員教授、東京大学客員教授など幅広い領域で活躍中
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