出版社内容情報
子どものよくかかる代表的な病気を示し、その予防法・治療法を解説するとともに、ケガの応急手当法なども図解でわかりやすく解説する。
赤ちゃんや子どもは、いつどこでケガをするかわからないことが多いし、突然病気になったりする。
▼たとえば、発熱し、三十八度の熱があった場合、病院に連れて行ったほうがよいのか、しばらく様子を見たほうがよいのか、親として判断に迷うことも多いのではないだろうか。また、突然のやけどやケガなども、家庭で応急手当をするだけでよいのか、医者に見せたほうがよいか迷うこともよくある。
▼本書は、赤ちゃんや子どもがよくかかる病気や、ケガについて、症状から引けるように工夫された医学事典である。解説は、できるだけ専門医学用語を避け、やさしくわかりやすくを心がけ、とくに、すぐ医者にかかるべきかどうかがすぐわかるように解説している。
▼監修に小児科の名医として名高い、聖路加国際病院小児科部長の細谷亮太氏を擁し、確かな一冊に仕上がっている。0歳から12歳までの子どもを持つ家族に、ぜひ備え付けてほしい家庭に必備の一冊といえよう。
●いざというときの応急手当
●第1章 病気とケガのチャート
●第2章 子どもの病気Q&A
●第3章 子どもの事故とケガQ&A
●第4章 子どもの生活習慣Q&A
●第5章 知って役立つ便利帳
内容説明
子どものかかりやすい病気にはどんなものがあり、どんな症状が注意を要するものなのかを知っていれば、受診の必要性を判断するときにとても役立つはずです。本書は、子どもがよくかかる病気を症状別に分類して、受診の目安となる様子を解説し、病院で行われる主な検査や治療などを説明したものです。また、家庭での療養が大切な病気では、お母さんが行うケアのポイントをまとめました。何よりもまずわかりやすさを心がけて、むずかしい知識や医学用語をなるべく使わずに病気やケガを説明しました。
目次
いざというときの応急手当(救急車の呼び方;気道の確保 ほか)
第1章 病気とケガのチャート(発熱チャート;おう吐チャート ほか)
第2章 子どもの病気Q&A(発熱Q&A;おう吐Q&A ほか)
第3章 子どもの事故とケガQ&A(のどにものが詰まったQ&A;危険物を飲み込んだQ&A ほか)
第4章 子どもの生活習慣Q&A(食事;運動 ほか)
第5章 知って役立つ便利帳(上手にお医者さんにかかるにはどうすればいいの?;お医者さんにもらった薬の安全な使い方 ほか)
著者等紹介
細谷亮太[ホソヤリョウタ]
1948(昭和23)年、山形県生まれ。72年東北大学医学部卒業後、聖路加国際病院小児科勤務を経て77年に渡米。テキサス大学総合がん研究所、M.D.アンダーソン病院小児科に勤務。80年聖路加国際病院に復職し、現在に至る。著書には『赤ちゃんの時刻』(朝日新聞社)、『いのちを見つめて』(岩波書店)、『川の見える病院から―がんとたたかう子どもたち』(岩崎書店)など多数。育児雑誌への執筆、講演などでも活躍中。三男一女の父でもある
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