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内容説明
父は何を伝え、子は何を受け継いだのか?日本を愛し、時代と対峙した高貴なる精神のドラマ。
目次
第1章 「糺の森」に見守られた学者二代
第2章 思索者の梁山泊・西田幾多郎門下の人々
第3章 カント研究者として世に出た父
第4章 大東亜戦争と京都学派
第5章 追憶の少年時代―大戦末期と疎開体験
第6章 敗戦、そして公職追放
第7章 「教育哲学」と「期待される人間像」
第8章 反発と共感―時代と格闘した父と子
第9章 昭和の宿命を見つめた眼
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Haruka Fukuhara
4
力作。家族愛が伝わってくる。兄貴よりも父親の方に主眼を置いてる印象だった。京都学派についての記述が多くて面白かった。2017/03/03
ねこみ
0
最高に知的な人間ドラ2011/12/03
深窓
0
高坂正堯の弟である節三氏が書かれた、父正顕・兄正堯の伝記。正顕について取り上げている部分が多く、正堯については近年多数出ている伝記や研究書を読む方が得られるところは多いかもしれない。しかし、父正顕の思想が正堯に影響をどのような影響を与えたかについては2人の関係を最も近くでみていた家族ならではないか、と感じられた。2022/01/22
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