出版社内容情報
すぐれた音楽評論家でもあった独文学者・文芸評論家最愛の作曲家についての文章を編纂。『疾走するモーツァルト』『母なるもの』など
内容説明
第4回はモーツァルト!著者がもっともこだわった音楽家を論じる決定版。『母なるもの』も抄録。
目次
疾走するモーツァルト(唯一者;逃走;深淵 ほか)
アンダンテのモーツァルト(音楽的貴種流離譚;アンダンテのモーツァルト;モーツァルト熱 ほか)
母なるもの―近代文学と音楽の場所(姉のような;崩れるやさしさ;落ちる子供 ほか)
著者等紹介
高橋英夫[タカハシヒデオ]
1930年、東京生まれ。文芸評論家。東京大学文学部独文科卒業。著書に『批評の精神』(亀井勝一郎賞)、『役割としての神』(芸術選奨文部大臣賞)、『志賀直哉 近代と神話』(読売文学賞)、『時空蒼茫』(藤村記念歴程賞)、『母なるもの―近代文学と音楽の場所』(伊藤整文学賞)、翻訳書にケレーニイ『神話と古代宗教』(日本翻訳文化賞)などがある。2019年、逝去。日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 鋳物 ものと人間の文化史