日本の競争優位とは何か―情報生活革命で再来する黄金の10年

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日本の競争優位とは何か―情報生活革命で再来する黄金の10年

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569613246
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0030

出版社内容情報

  気鋭の通産官僚が、何が日本の強みで、何が弱みかを整理し、「偶発」と「創発」を促す国家的ナレッジベース・マネジメントを提唱する。  果たして、IT(情報技術)によって日本は再生できるのだろうか。アメリカの復権と繁栄を見ていると、ITをどう活用するかが一国の競争優位を決定する要因であることは間違いない。しかし、日本の戦略の立て方は難しい。なぜならITをどう活用できるかは、ビジネス生態系ともいうべき経済社会システムの在り様に依存するからだ。つまり、かつて日本の強みであった日本型の産業構造、産業組織、雇用慣行、マネジメント、意識、文化といったものがIT導入の障害になっているのである。こうした日本の経済社会システムをどう変えていくべきか、その道筋を考える必要がある。これが本書で一貫して問いかけるテーマである。著者は、通産省産業政策局新規産業課長として実際の政策実務に携わっている現役官僚。「日本のとるべき競争優位戦略」「偶発と創発を生む知識創造社会の形成」「デジタル・ニューディール政策」等、これからの日本の方向性を指し示す一冊。  ●序章 IT革命で日本は本当に再生できるか ●第1章 競争優位を決定づける国家的条件とは ●第2章 IT革命で変わる市場構造と企業戦略 ●第3章 これが日本の競争優位戦略だ ●第4章 日本モデルを再考する??大企業の活性化 ●第5章 日本にはベンチャーが足りない??輩出環境の創造 ●終章 知識創造活動を高める新しい産業文化を創る

内容説明

気鋭の現役通産官僚が、IT革命の本質、日本のとるべき競争優位戦略、偶発と創発を生む知識創造社会の形成、デジタル・ニューディール政策について、現状をわかりやすく分析し、これからの方向性を指し示す。

目次

序章 IT革命で日本は本当に再生できるか
第1章 競争優位を決定づける国家的条件とは
第2章 IT革命で変わる市場構造と企業戦略
第3章 これが日本の競争優位戦略だ
第4章 日本モデルを再考する―大企業の活性化
第5章 日本にはベンチャーが足りない―輩出環境の創造
終章 知識創造活動を高める新しい産業文化を創る