絵本・新美南吉の世界<br> きつね

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絵本・新美南吉の世界
きつね

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  • サイズ A4判/ページ数 34p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784477018423
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

月夜に七人の子どもが歩いておりました。大きい子どもも小さい子どももまじっておりました。月は、上からてらしておりました。子どもたちのかげは短く地べたにうつりました。子どもたちはじぶんじぶんのかげをみて、ずいぶん大頭で、足が短いなあと思いました。そこで、おかしくなって、わらい出す子もありました。あまりかっこうがよくないので二三歩はしってみる子もありました。こんな月夜には、子どもたちはなにかゆめみたいなことを考えがちでありました。

著者等紹介

新美南吉[ニイミナンキチ]
1913年~1943年。愛知県知多郡半田町(現・半田市)に生まれる。東京外国語学校(現・東京外国語大学)卒業。半田中学校(現・県立半田高等学校)在学中から童話をかきはじめ、雑誌『赤い鳥』に投稿、「正坊とクロ」「ごん狐」などで、鈴木三重吉にみいだされる。その後、数々の童話、童謡、詩、小説を創作し、発表しつづけたが30歳を前に病死する。代表作の「ごん狐」をはじめ、「手袋を買いに」「牛をつないだ椿の木」「花のき村と盗人たち」「おじいさんのランプ」ほか、たくさんの作品を残し、いまも多くの人に読みつがれ、親しまれている

鎌田暢子[カマタノブコ]
1952年島根県に生まれる。奈良女子大学卒業。在学中に絵本画家としてデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クリママ

35
夜やお祭りの情景、きつねつきに疑心暗鬼になる子供たちの気持ち、母子の甘やかな情愛が、新美南吉の情感あふれる文で描かれている。いまではあまり聞かれなくなった言い回しが、ずっとこのまま子供たちにも伝わっていくように祈りたい。2018/05/30

つき

7
夜祭りに行く途中、下駄屋で新しいゲタを買った文六ちゃんたちは、そこで会ったおばあさんに「晩げに新しいゲタを下ろすとキツネに憑かれる」と言われ、もしかして本当かしらと疑心暗鬼になってしまいます。 いつもは家の近くまで送ってくれる友だちも、その夜は送ってくれませんでした。 迷信でもなんでも、一度知ってしまうと、気にしないなんて言いながらも気になってしまうものです。 歯が抜けたときのおまじないなんてまさにそんな感じじゃないですか? なんか違う?(笑)2016/11/12

ヒラP@ehon.gohon

6
心あたたまる物語で、とても印象強いお話です。物語が情感たっぷりの内容だけに、絵の描き方ひとつがとても重要なポイントになる物語です。 それは絵の作者の、物語に対するイメージ表現なのでしょう。 鎌田さんは文六ちゃんの孤独感、まつりに対する感動が醒めていく様子、母親の無限の愛情をとてもさわやかに描いていて、淡い画調が新美さんの物語を決して誇張せず、その情緒性を包み込むような絵で、読んでいる自分を包み込んでしまいました。 絵本画家の醍醐味だと思います。 読み聞かせしている側の人間を感動させる絵本だと思います。2011/06/16

nago

1
新美南吉のこのお話にすごくいい感じで絵がついている。子供達だけで出かける 夜のお祭りの楽しさと不気味さ、こんな夜ならそう思ってしまうかもという情景、とっても素敵な文六ちゃんのお母さん。2023/07/03

Lmixx Shm

1
子どもの情景。懐かしくて少し怖くて、そして優しいお話でした。2016/01/23

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