出版社内容情報
身近な雑草から、里山で出合う花、山野草まで、自然の中で可憐に咲く「野に咲く花」に惹かれる人のための入門書。236種紹介。
稲垣栄洋[イナガキヒデヒロ]
目次
春(アカツメクサ;アジュガ/アメリカフウロ;イカリソウ/イチリンソウ ほか)
夏(アサガオ;アジサイ;アヤメ/イヌホオズキ ほか)
秋(アキノキリンソウ;イヌタデ;ウメバチソウ/オヤマボクチ ほか)
著者等紹介
稲垣栄洋[イナガキヒデヒロ]
みちくさ研究家。農学博士。1968年静岡県生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。専門は雑草生態学。農林水産省、静岡県農林技術研究所等を経て、静岡大学大学院農学研究科教授。雑草や昆虫等身近な生き物に関する著述や講演も多く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よこたん
39
よく見かけるのに名前を知らない花、名前は知ってるのに、見たことなかったり実物と結びつかなかった花、どちらも沢山わかってスッキリした。道端でよく見る、サーモンピンクのケシの花(ナガミヒナゲシ)が野生だったとは! てっきりどなたかが植えてるのかと思い込んでいた。ままごとで遊んだのは猫の目草(ネコノメソウ)だったのか。ゲンノショウコは、漢字だと「現の証拠」になるのか。夏が近づくと楽しみなのが蛍袋(ホタルブクロ)で、私の見かけるのは白いのばかりだけど、あちこちで静かにうつむきがちに揺れて咲く姿がとてもいい。2017/04/11
いの
4
小さくて見逃してしまう野の花や雑草。この時期でも道端に小さな花が咲いている。帰って本をめくりながらこの花かな~など楽しむには見やすいA4サイズ。写真もわかりやすい。種類は少なめかも。持ち運びには適してないが自宅で楽しむには丁度いい。今日は野バラの実をやぶに入り少し摘んできた。出窓にいける。洋服にはセンダングサがくっついている。この本で、今日出会った花や草を探して楽しんでいる私である♪2016/11/26