内容説明
運送書類で国際商取引の現状と今後がわかる。国際運送書類のデータによってその歴史的変遷、現状、そして電子化を含む今後の動向を鋭く考察した初めての書である。その特徴は、運送人(船会社やフォワーダー)および荷主(製造業者や卸売業者など)への「聞取り調査」と「アンケート調査」から入手した膨大かつ詳細な国際運送書類の情報を活用して実施した理論的かつ実証的な分析にある。
目次
序章
第1章 国際商取引における運送書類の役割と使用状況
第2章 運送書類に関わる旧来メカニズムの破綻と新しい潮流
第3章 国際商取引における運送書類の選択とその要因
第4章 国際商取引における電子運送書類の必要性とその普及理論
第5章 電子サレンダーB/Lの利用拡大
第6章 サレンダーB/Lの新たな変化
終章
著者等紹介
長沼健[ナガヌマケン]
同志社大学商学部准教授。日本大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(商学)(同志社大学)。日本大学商学部研究員を経て2007年同志社大学商学部専任講師、2011年より現職。2015年ケンブリッジ大学客員研究員。研究分野は国際電子商取引論、貿易商務論。日本貿易学会理事、国際ビジネスコミュニケーション学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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