出版社内容情報
「叶わなくても希望を追うのが人間の美学」「待ち方のうまい人が幸福になれる」。人間の真実と虚偽、強さと弱さを見据えた感涙の箴言集。 作家・曽野綾子氏はものを語る時、決して自分を棚上げにせず、強者にも弱者にも肩入れしない本質論で迫る。時に辛らつだが、そこには苦い真実が込められている。本書はそんな著者の作品から名言、至言を集めた語録集である。▼「叶わなくても希望を追うのが人生の美学」「待ち方のうまい人が幸福になれる」「他人に対して、期待すると当てにするとは違う」「弱さとはその人の財産である」「もらうことを要求する人を老人という」等々。あきらめない人生、断念する勇気、友情、善と悪、子育て、老いと死について二百編を紹介。▼そして、著者は「まえがき」でこう述べている。「他人の価値観を鵜呑みにして、どうしておもしろい人生がおくれるだろう。人と同じことを言っていて、どうして尊敬を得ることができるだろう」▼損も危険も承知で、自分を持し、自分を売らない人々を応援することば集である。正義や常識に縛られない人生のエッセンスがつまっている。 ●第1章 あきらめない勇気、断念する勇気??人生の価値について ●第2章 つきあい上手の秘訣??友人、他者という存在 ●第3章 善と悪を見抜く力??倫理とは何か ●第4章 現実というカベにぶつかった時??物事の表と裏 ●第5章 子供たちに何を教えるか??大人になる条件 ●第6章 老いを迎え討つ??死と向き合う ●第7章 家族が家族であるために??夫婦・親子のいい関係
内容説明
他人の価値観を鵜呑みにして、どうしておもしろい人生を送れるだろう。人と同じことを言っていて、どうして尊敬を得ることができるだろう。損も危険も覚悟で、自分を持し、自分を売らない人びとを応援することば集。
目次
第1章 あきらめない勇気、断念する勇気―人生の価値について
第2章 つきあい上手の秘訣―友人、他者という存在
第3章 善と悪を見抜く力―倫理とは何か
第4章 現実というカベにぶつかった時―物事の表と裏
第5章 子供たちに何を教えるか―大人になる条件
第6章 老いを迎え討つ―死と向き合う
第7章 家族が家族であるために―夫婦、親子のいい関係
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