出版社内容情報
自分の親が「ボケ」た時、どれぐらいお金がかかるのか? 介護保険は役に立つのか? ボランティアに何を頼ればよいのか? 実践的な介護ノウハウ満載! 老人介護というと「家族が犠牲になって行なう大変なこと」と捉える人が多い。しかしそれでは、介護の負担で押し潰される家庭が増えてしまう。これを解決するには、どのような形の介護の方法が取れるのか。 本書では、母親の介護経験を続ける著者が実体験に基づき、「後悔せずまた負担も軽い」介護の方法を解説する。 まずこれから始まる介護保険とは、「ぼけ=病気」と考え、健康保険と同じくその症状になったときに社会が費用を持ち、面倒を見る制度と説明する。そこでは民間企業やボランティア団体が家族の肩代わりをし、質の高いサービスを提供する。そのお金は国民がみんなで負担するという形になる。著者はいう「介護はプロに、家族は愛情を注げばよい」。次に大変なもう一つの問題、「財産保険」については「成年後見制度」を早く実現し、お金のもめ事を回避すべきだと提案する。 誰にもいつ訪れるかわからない「老人介護」の心得がよくわかる入門書。 ●第1章 母親の介護体験から ●第2章 「介護保険」で介護が変わる ●第3章 「介護の社会化」をめぐる問題点 ●第4章 「公・共・私」による介護サービス ●第5章 お金のトラブルをなくす仕組みを
内容説明
家族だけで苦労せず、便利できめ細かなサービスを存分に活用しよう!「介護保険」のメリット・デメリットを考える。
目次
第1章 母親の介護体験から
第2章 「介護保険」で介護が変わる
第3章 「介護の社会化」をめぐる問題点
第4章 「公・共・私」による介護サービス
第5章 お金のトラブルをなくす仕組みを