「名画」と読む危険な美女

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569819228
  • NDC分類 280
  • Cコード C0095

出版社内容情報

歴史上には、こんなにも「危険な美女」がいた! 時にしたたかで冷徹。時には時代に翻弄された女性たちを名画とともに紹介します。

内容説明

冷酷、残忍、気まぐれ、強欲。だけど惹かれる―。絵画に描かれた25人の美女たちの物語。

目次

クレオパトラ―ローマの実力者を次々と魅了した魔性の女(アレクサンドル・カバネル“死刑囚に毒を試すクレオパトラ”)
アグリッピナ―毒と身体を武器に、古代ローマを生き抜いた逞しき美女(“ネロとアグリッピナの彫像”)
フレデグンド&ブルンヒルド―永遠の仇敵、王妃たちの戦い(エマニュエル・エルマン・ジョゼフ・ウォレ“短剣を暗殺者に渡すフレデグンド”)
カテリーナ・スフォルツァ―「復讐の鬼」と化した美女の、残虐非道の十日間(ロレンツォ・ディ・クレディ“若い女性の肖像あるいはジャスミンの婦人”)
ルクレツィア・ボルジア―常に事件を呼び寄せる教皇の娘(ピントゥリッキオ“聖カタリナの論争”)
メアリー一世―火あぶりで国民を恐怖させた、不幸で残酷な血まみれ女王(マスター・ジョン“メアリー・チューダー”)
カトリーヌ・ド・メディシス―目的のためなら手段は選ばない。鉄の意志を持つ喪服の魔女(エドワール・ドゥバ・ポンサン“あるルーヴル宮の朝”)
マリー・ド・メディシス―黒歴史を塗りつぶした王妃(ピーテル・パウル・ルーベンス“マリー・ド・メディシスの生涯―マルセイユ上陸”)
アルテミジア・ジェンティレスキ―いかめしいヒロインの真相(アルテミジア・ジェンティレスキ“ユディトと侍女”)
モンテスパン侯妃―黒魔術に溺れたフランス宮廷の妖婦(アンリ・ガスカール“モンテスパン侯爵夫人”)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかさ

7
名画に描かれた美女たちのエピソードや生き様が書かれていて面白く読めた。フリーダカーロ、シャルロットコルデー、メドゥーサ、サロメ、カミーユクローデル(彫刻)などが印象に残った2014/11/28

真朝

5
中野京子さんのシリーズとは別物です。描かれている美女にスポットを浴びせています。 私としては、物足りませんでした。殆どの人物を他の本で読んだりしていたからでしょうか。ただ、始めて見る絵や彫刻もあったので、そこは楽しかったです。2017/08/17

ネオ

2
新たに素晴らしい作品に出会わせて貰いました。まだまだ知らない作品や画家がこんなにいらしたとは。著者に感謝。2015/03/14

kuppy

1
各章は短くて読みやすい。神話の世界から実在の人物まで。メデューサの章は映画「タイタンの戦い」を思い出した、髪が蛇になるとか、直視すると石になるとか神話の発想はすごい。ブラッディ・マリーは残忍だけでなく同情する面もあるなあ。西洋画だけでなく中国などアジアの美女も取り上げてほしい。2019/09/15

塩豚葱串

1
歴史上や神話などでの、男に対して危険だったり、思い通りにならない女性を題材にした絵画の紹介2019/07/17

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