出版社内容情報
「タンス男がやってくる」といううわさを信じ、パニックにおちいる子どもたちの話など、こわい話、ふしぎな話7編をあつめた短編集。
内容説明
こわくておそろしい話、こわくてふしぎな話、こわくてぞくぞくする話をあつめました。「となりの恐竜」「神かくし」「ふたつ死体」など、こわさやふしぎさの中に、ぞくぞくするおもしろさと楽しさがあふれています。小学中級以上。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らくだ
5
不気味な短編を集めた児童書。「タンス男がやってくる」「飛ぶゆめ」が何だか怖かった。「となりの恐竜」はラストにくすりと来た。でも全体的に大人が読むにはシンプルすぎたかな。児童書なのだから当然なのだけど、三田村信行だからと期待しすぎた。2013/09/18
紅独歩
0
「ふたつ死体」……売り出し中のホラー作家がなんとか怪談専門誌に掲載されるため、編集長に気にいられようと悪戦苦闘する。読者を子供たちと想定してのこの距離感、やっぱり三田村信行ってヘン。2011/09/10
モリ
0
これまで読んだ同著者の短編集の中だと、一番著者独特の臭いが薄いかもしれない。一般的なショートショートや怪談話に近い感触のものもある。2023/12/21