出版社内容情報
果てしなくくりかえされる愛憎。反転する虚実。そして待ち受ける驚愕の結末――。
騙りの巨匠の大技が冴え渡る、これまで単著未収録だった貴重な恋愛×ミステリ短篇14篇を初書籍化。
文庫オリジナルアンソロジー、没後十年刊行。
解説=浅木原忍
【目次】
Ⅰ/短篇
黒真珠(1990)
過剰防衛(1982)
裁かれる女(1996)
紫の車(2008)
ひとつ蘭(1997)
紙の別れ(1998)
媚薬(1994)
Ⅱ/掌篇
片思い(1993)
花のない葉(1994)
洗い張り(1988)
絹婚式(2000)
白い言葉(1996)
帰り道(1996)
初恋(1996)
内容説明
果てしなく繰り返される愛憎。幾度も反転する虚実。そして待ち受ける驚愕―。「連城マジック」と称讃される騙りの技巧で読者を魅了した著者はなぜ、「恋愛」と「ミステリ」の融合に終生こだわり続けたのか。これまで単著未収録だった、デビュー初期から晩年にわたる著者ならではの恋愛推理短篇十四篇を初書籍化。文庫オリジナル。
著者等紹介
連城三紀彦[レンジョウミキヒコ]
1948年愛知県生まれ。早稲田大学卒業。78年に「変調二人羽織」で「幻影城」新人賞に入選しデビュー。81年「戻り川心中」で日本推理作家協会賞、84年『宵待草夜情』で吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で直木賞を受賞。96年『隠れ菊』で柴田錬三郎賞を受賞。2013年10月、死去。14年、日本ミステリー文学大賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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stobe1904
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