出版社内容情報
いい人が未成熟から脱皮する方法がわかる本。
「いい人」と言われる人ほど傷つきやすい。それはなぜ? 「いい人」の心理と行動を読み解き、「必要な人」になるための生き方を説く。
「ノーと言えない人」「めんどう見がいい人」「謙虚な人」・・・・・・。こうした人たちはなぜ心を病んでしまうのでしょうか? それは他人と衝突することを恐れ、嫌われないように生きようとするからです。そして心の中で「私はいい人だから・・・」と弱々しく弁明してしまうからです。しかしその結果、「いい人」たちは自分を見失い、うつ病や不安障害になってしまう――。
▼著者である精神科医の町沢氏は、「はじめに」の中でこう述べています。「自分が弱いならば弱いなりの力で、堂々と外へでてゆき、生きられる力、生きる技術、生き抜くストラテジーを学ぶのです」「自分の自然な心の流れを見つめてその本質に沿って生きるのです」と。
▼町沢氏の臨床経験に基づく分析と処方箋は、決して甘いものではありません。むしろ厳しいものでしょう。しかしあなたのような「いい人」が、必ず「必要な人」に生まれ変わるきっかけが掴める一冊になるに違いありません。
●序章 「いい人」であることの不安と自信
●第1章 「やさしさ」と「弱さ」の精神分析
●第2章 心の病にかかりやすい性格
●第3章 「こころの専門医」を訪ねる
●第4章 傷つきたくない「いい子」の危機
●第5章 「いい人」よりも「必要な人」となるために
内容説明
「ノーと言えない人」「真面目な人」…。「いい人」は、なぜ心を病んでしまうのだろうか。それは「いい人」が他人との衝突を恐れ、人に嫌われないように生きようとするからだ。本書は、精神科医である著者が、長年の臨床経験に基づいて、傷つきやすい人の心理を読み解き、人と関わりながら自然に生きるための処方箋を説いた本である。「いい人」が、「必要な人」に生まれ変わるためのきっかけが掴める一冊。
目次
序章 「いい人」であることの不安と自信
第1章 「やさしさ」と「弱さ」の精神分析
第2章 心の病にかかりやすい性格
第3章 「こころの専門医」を訪ねる
第4章 傷つきたくない「いい子」の危機
第5章 「いい人」よりも「必要な人」となるために
著者等紹介
町沢静夫[マチザワシズオ]
精神科医・医学博士。1945年新潟生まれ。東京大学文学部心理学科、横浜市立大学医学部卒業。東大付属病院分院神経科、国立精神・神経センター保健研究所室長を経て、94年に「町沢メンタル・ヘルス研究所」を開設
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