出版社内容情報
日常生活を快適にし、心豊かに生きる知恵。 夫を亡くし、一人になって見つめ直した生き方、老い方、暮らし方。つつましくも快適な衣食住の知恵、幸福な老い支度のコツを綴る。 洗濯機は全自動に、ぞうきんは使い捨てに、野菜はいつでも食べられる冷凍食品に……。でも便利になればなるほど、日常生活に満ちていた潤いや充実感がなくなってきたと思いませんか? 本書は、朝日新聞の好評連載「老いじたく考」や、『一人で暮らして気楽に老いる』などの著書で話題の著者が綴る、本当に幸福な生き方、老い方、暮らし方。昔ながらの知恵を上手に取り入れ、日常に潤いを与えるヒントいっぱいのエッセイ集。 ●網がオーブントースターになっても「餅の千返し、魚の一返し」が美味しさの秘訣 ●漆器磨きとハタキがけには「モミ布」がいちばん ●掃除も洗濯も「小まめ」こそが「手抜き」のコツetc. 暮らしを快適にする小さな心がけ、多機能ラジカセとの奮闘記や家庭菜園の収穫を味わう喜びなど、80歳を超えてなお心豊かに人生を愉しんでいる著者ならではの「老い支度」のアドバイスも満載。 合理的なのに心のぜいたくができる、目からウロコの生活術! ●第1章 暮らしの心ばえ ●第2章 季節を味わう ●第3章 いいもの、いいこと ●第4章 あなたなりに、自分の手で ●第5章 気働きと心づかい