出版社内容情報
侍inラブ!弘兼憲史流・本格恋愛時代劇!
「人間50年」と云われた時代――
愛し方の流儀も、違ったのだろうか。
浪人の銀治郎は、剣の腕を活かして賞金稼ぎを
している。
ある日、銀治郎は卑劣な“同業者”によって 罪無き兄を殺され、
自らも犯された村娘・フキと出会う。美しいフキは、その男によって
顔に傷まで刻まれていた。
兄も貞操も無惨に奪われたフキに寄り添いながら、
銀次郎は犯人を成敗すべく、手がかりを探し歩くが……!?
『黄昏流星群』史上初の本格・恋愛時代劇である
表題作『剣星血風録』のほか、
男性に興味が持てないレズビアンの医科大教授の
せつない恋を描く『テストステロン星団』、
妻を亡くし、認知症とたたかう男が体験する奇妙な
出会いを描いた『妖星奇譚』の全3篇収録!!
弘兼 憲史[ヒロカネ ケンシ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
26
レンタル。「テストステロン」「奇譚」「賞金稼ぎ」。ダイバーシティはまだまだです。2019/06/27
ぐうぐう
19
時代劇という意表をついた表題作も印象的だが、一番心に残るのは、「テストステロン星団」だろう。男を愛せない女性教授が惹かれるエステシャンの店員が、実は男性で、トランスジェンダーという捻りの効いた設定。が、そんな二人の目を通して、現在社会の性差における固定された価値観がもたらす窮屈さが浮き彫りになっていく。とても現代的な主題が、親しみをもって描かれている。『黄昏流星群』という漫画の良さが全面に出たエピソードだ。2019/06/04
fumikaze
6
今回は(私には)ハズレだった。私は残虐漫画が好きなのだが、この著者のは何故か苦手。どうしてなのだろう、後味が悪く気持ち悪さが残る。そういえばラブシーンも苦手。何だか生々しくて汗や臭いまでが伝わってきそう。いつも「このシーンは省いてくれた方がいいのに」と思ってしまう。リアルな描写が苦手なのだろうか?2018/07/21
wankousan
0
何も心に残らず。2019/04/26