PHP文庫<br> 装蹄師―競走馬に夢を打つ

PHP文庫
装蹄師―競走馬に夢を打つ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569571850
  • NDC分類 788.5
  • Cコード C0195

出版社内容情報

競走馬の蹄鉄を打つ職人が競馬の裏側を語る。  数々の名馬の蹄鉄を打ち続ける名装蹄師。裏方でありながらレースの帰趨を決するその厳しい仕事について、職人自身が熱い思いを語る。  自民党の人気が落ちている。先の参院選も、大本命と思われた馬が、党の執行部が世論の状況を読み違えたことと、世相に合った適切な政策を打ち出せなかったために、惨敗を喫したようなものだといえる。そして本当の競馬のレースでも勝負は、状況を把握する騎手の腕と、その馬が本来の実力を発揮できる蹄鉄が打たれているかどうかで決まる。本書は、競走馬のガラスのような足を守るべく、黙々と蹄鉄を打ち続ける職人、装蹄師の物語。決して表舞台に立つことはないが、レースの帰趨を決する重要な仕事を担う彼ら。たった0.1ミリの狂いが、大本命の馬を時には馬群に沈ませ、時には骨折を引き起こすほどの厳しい世界。そこから見える競馬の裏側と、名馬たちの素顔とは。 平成5年、有馬記念でのトウカイテイオー復活を陰で支えた男、柿元純司。現在も数々のG1ホースの蹄鉄を手がける彼が、自らの仕事への誇りと熱い思いを語る。競馬ファン必読の一冊。  

内容説明

騎手、馬主、調教師、ファン…。様々な人間の思いが交錯する競馬。その中で、あまり知られてはいないが、競走馬の足を守るべく黙々と蹄鉄を打ち続ける職人たちがいる。その名も装蹄師。たった0.1ミリの狂いがレースの帰趨を決する厳しい世界。そこから見える競馬の裏側と名馬たちの素顔とは。トウカイテイオーなど数々のG1ホースの蹄鉄を手がけた男が、自らの仕事を熱く語る。

目次

前章 トウカイテイオーとの日々
第1章 三人の師―修業時代
第2章 淀の夏地獄―独立開業時代
第3章 装蹄師という仕事
第4章 競走馬の「なくて七癖」
第5章 二千頭と四千人
第6章 名馬の脚と蹄
第7章 「ガラスの脚」との闘い
第8章 馬すべてが教師
第9章 蹄と向き合う―故障と事故
第10章 装蹄の歴史と日本競馬小史
第11章 再び、装蹄に情熱と感動を―文庫版に寄せて

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