出版社内容情報
独立して成功するには「年齢制限」がある。20歳から40歳までの20年間が人生の勝負時! 業種の選び方、信用のつくり方等、とっておきノウハウを明かす独立入門。
内容説明
一生をただのサラリーマンとして終わりたくないなら、勝負時は二十歳から四十歳。独立自営のスタートをきるのは、この気力も体力も充実した二十年間をおいて他にない。「最初の職場は一生を決める重要な分岐点」「銀行に信用されるには自分の仕事を約束通りにこなすこと」「大きくなる可能性のある小さな商売を選べ」etc.若き野心家たちに、邱永漢が送るとっておき成功のノウハウ&人生論。
目次
二十歳までは親がかりの時期次の二十年で人生の勝敗が決まる
サラリーマンは共同体の一員金持ちになるには適していない
人生八十年、六十歳定年ではまだ四分の一が残っている
最初の職場は一生を決める重要な分岐点である
自分の運を開いてくれる「貴人」は自分自身で探す
核分裂が比較的容易な業種を選び将来の独立を勝ち取る
途中下車でも生きられる一流会社だろうと辞める人はいる
見込みのありそうな仕事は他人をあてにしないで自分で選べ
信用があればお金がなくても独立することは可能である
銀行に信用されるには自分の仕事を約束通りにこなすことだ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スナックどくろー/としろー
1
自分の能力をどうのばすか? 事を成す土台には何が必要か? そして今言われている信用経済やヒト・ストーリー消費のことを20年前から言っている! おどろき!2018/07/22
naoto
1
来月39になる自分は、ギリギリセーフなんでしょうか?独立してビジネスするなら25~35がいい、40がリミットと氏はいいますが…2008/06/24
cava
0
1991年に書かれた内容なのに、2024年現在の話なのか?と思ってしまうほどに今にも通ずる話が多く書いてあったのは、さすがに驚く。というのも邱永漢氏が東大卒ながらもうまく就職先が見つけられず、独立自営の道に進むほかなかったらしい。またバブル崩壊以降とはいえ、サラリーマン至上主義に対して警鐘を鳴らし続け、それと同時に投資の重要性も説いていたのは予見力がすごすぎる。30年後の今では半ば常識的な話だが、それだけ情報の価値が時代を先取りできる証左なんだろうなと思った。2024/11/07
ほしどん
0
会社員をやるにしても、どこかで独立することをちゃんと考えないといけないなという気持ちになった2023/04/13