内容説明
仏教伝来から現代まで、1500年余にわたる日本人の仏像受容と造像の全歴史過程を、240点余の図版・専門研究者の懇切な解説と充実した巻末資料により、はじめてコンパクトな一冊にまとめ明らかにする。仏像への正しい理解・鑑賞のための必須知識修得に加え、“日本人と仏像”への実りある思索をめぐらす契機ともなる、学生・愛好者必携の仏像学習書。
目次
第1章 古代1 飛鳥時代
第2章 古代2 奈良時代
第3章 古代3 平安時代前期
別章1 中国請来の仏像
第4章 古代4 平安時代後期
第5章 中世1 鎌倉時代
第6章 中世2・近世1 南北朝時代・室町時代・桃山時代
第7章 近世2 江戸時代
別章 明治・大正・昭和 「仏像」から「彫刻」へ
著者等紹介
水野敬三郎[ミズノケイザブロウ]
東京芸術大学名誉教授、新潟県立近代美術館館長
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