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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ビブリッサ
79
美しい天使の絵画と共に、その絵画の場面の解説と天使の役割を詳細に記している。既読の聖書だが(聖書を既読とすると罰があたりそう…)、もっと読み込めば、もっと楽しめる一冊となるはず。天使の世界にもヒエラルキーが存在して、普段絵画で見かけない最上級クラスの天使は、もはや人型ではないようで怖いとも言える姿らしい。でも、人間の手に当たる部分が羽となっているのが鳥なのに、天使には羽も手もあるのが子供のころから充分に怖いと思っていた。神様のお使いの姿かたちに異論を差し挟む小賢しい子供だったなぁ、と今は反省しています。2017/08/09
Nat
28
図書館本。宗教画の中の天使から天使について解説。豊富な図版から6章のテーマでわかりやすく説明している。たくさん作品が出ていて楽しく読んだ。2024/08/03
OKKO (o▽n)v 終活中
5
図書館 ◆前半部の「What's天使?」部分のみノート&精読。後半は「天使の事例集」的な内容なのでまあいずれ ◆カラヴァッジョから発展して天使についてこの際学ぼう、岡田温司先生「天使&黙示録」を受講することだし、と一連の学習をしてきたがこれにて一区切り。読みきれなかった本もあるがそれはそれとして ◆以前は「天使を学ぶ」となれば位階や名称などを暗記すべきかと思っていたが、天使に関して入門でそれは無用。それより「天使のいる場所」「天使に見込まれる力」「天使の姿」などを少しずつ理解してゆくほうが大切のように思う2016/06/05
ふじこ
4
宗教画には当然のように天使が描かれています。それを我々は特に違和感なく鑑賞していますが、考えてみれば誰も見たことのない(そしてたぶん存在しない)、天使をどの画家も同じように描くというのは実に不思議です。2017/09/16
志村真幸
3
美術出版社による「カラー版」シリーズの一冊。無数のカラー図版で美術史を学べるハンディなシリーズである。 西洋美術史における「天使」というテーマを、旧約聖書、キリストとの関わり、諸聖人との交わり、黙示録の天使、天国といくつかのテーマに分け、解説している。 膨大な図版で例示しながら説明してくれるので、とてもわかりやすい。 天使の図像についてひととおり理解することができた。 2019/10/24