内容説明
世界で初めて。わかりやすい内容、豊富な資料、小学生から大人まで楽しめるまんがによる美術の歴史。美しさへの挑戦。
目次
カラー口絵 アートコミックス・ギャラリー
第1章 バロック…ロココの美術
第2章 新古典主義…印象主義の美術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
19
バロック以降印象派の辺りまでの内容。印象派の最初は、落書きのように評されていたようで、確かにそう見えるかもと笑えてしまった。レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロなどなどの巨匠たちの大きな壁画やそれに向かうまでの宗教に対する気持ちがわかり、傑作なのだなと改めて感じた。実際に自分の目で見たら迫力あるだろうな。2017/11/30
ひと
11
最後となった第2巻。なぜ後回しになったかというと、展覧会で見る機会が他よりも多い印象があり、個人的にもなじみがあるように感じていたからです。漫画で取り上げられたのは、ルーベンス、レンブラント、ゴヤ、ダビッド、ドラクロワ、クールベ、モネ。ダビッドは「マラーの死」が覚えられなくて苦しんでいたのですが、ナポレオンの馬の絵とでっかい戴冠式の絵の作者だったのですね。クールベも写実主義の風景画家というイメージしかありませんでしたが、彼のスタンスが印象派につながっていったことを知ることができて興味が湧きました。2024/11/16
Nao
8
マンガだが、かなり良い本の2巻。 最後は原田マハの小説でも読んだ印象派だった。 3巻では、ゴッホ、現代美術へと進む。2019/01/21
白義
8
漫画でもあまり強烈さが薄れないゴヤが流石すぎる。バロック、ロココ、新古典主義、ロマン主義、写実主義印象派と目まぐるしく現れる近代絵画の諸様式それぞれに的確な概説、作品選びと画家の伝記の漫画がセットになっていて馴染みやすい。美術に関わるさまざまな制度が変革していく様子もあとがきや解説から見え、分かりやすさとレベルをよく両立している2013/04/05
keroppi
6
第2巻は、バロックから印象派まで。ゴヤやモネの人生は、印象的。なじみが薄かったルーベンスやレンブラントも、まんがで身近に感じられるようになった。2016/02/14