内容説明
映画、漫画、絵画、ロゴ…様々な図像をデザイナーの視点で読み解く、22の物語。
目次
みつめる(メッセージを送る;四角を丸にする ほか)
こだわる。(福を招き、魔を除ける;「マツダ」を詮索する ほか)
つながる。(映画のなかの広告を探す;セレンディピティに浸る ほか)
みわける(図と地が反転する;垂直と水平が絡まる ほか)
著者等紹介
松田行正[マツダユキマサ]
1948年静岡県生まれ。中央大学法学部卒。雑誌・書籍の分野を中心に活動し、シンプルで力強いデザインをめざすグラフィック・デザイナー。「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社「牛若丸」を主宰。『眼の冒険』(第37回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞、紀伊國屋書店)などの著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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僕素朴
2
大学の一般教養の中の表象文化論で、先生がめちゃくちゃ楽しそうにいろんな話を聞かせてくれている、といった感じの本。手旗信号、漢字の成り立ち、国旗、企業のロゴマーク、政治と芸術、宇宙人。何か一つのことをじっくり掘り下げるとか深い考察するとかってタイプの本ではないけども。装丁も著者が手がけていて、気合が入っている。だから本を手にして開いたときから、著者の世界に「おじゃましまーす」ってなるね。2010/04/26
cymbal
1
好奇心を刺激する一冊。映画や美術やデザインやらを縦横無尽に語っていく本。個人的に気に入ったのは、企業名の由来の話と、則天文字。2013/02/27
かみのけモツレク
0
散漫2017/05/18
どぅまち
0
デザインは身近だからこそ、様々な局面からアプローチできることを改めて実感させてくれる。手旗信号、ロゴマーク、国旗、プロパガンダ、垂直と水平etc。身の回りの気になるデザインはどうなっているのか、デザインの応用の広さ、奥深さを存分に味わえる。2015/09/07
カネコ
0
○2010/06/15