感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
22
もうとにかく癖だらけの登場人物にふきだしながら読みました。本当にもう完璧な人がいないんです、「比類なき」男子以外。出来の悪い親類のしりぬぐいのため、行き遅れ女子を助けようとして恋に落ちていく彼がもうかわいい!かわいいんですが、比類なき彼よりも困った他の登場人物がかわいくてかわいくて。笑いっぱなしでした。原著の会話も面白いんだろうなあ。2021/09/20
にゃんころ
6
周りの脇たちがとんでもな奴らばっかで『キーッ』って何回もなったよw洒落男3人組はなんとも滑稽な人たちだ。君たちこそ本を読め!!ヒーローはとっても紳士的でステキな方。紳士的すぎて悶々としましたよ。最後にガーッといくかと思ったらいかなくて残念。むむって思ったのはソフィがちゃっかりしていたこと。まじかー。結局お前幸せやんかー。2018/03/15
ネフェルティア
6
再読。あ〜面白かった。スタナップ伯爵をめぐる田舎での大騒動がおもわず笑ってしまう。スタナップと娘のソフィーを結婚させようと虎視眈々と狙うレディ・リットワースのカリスタへの暴言に腹が立つものの、スタナップがスマートに立ちまわってスッキリ!デビュー作とは思えない完成度。2017/01/12
日夏
6
これはヒーロー伯母の愚痴で彼を巻き込み、ヒロイン母の親友が暗躍し、ヒーロー伯母再登場で締めるというスーパーおば様物語。勘違いで始まった求婚話はH/Hをおいて暴走する。ヒーローは従弟の愚行からヒロインの名誉を守るため駆けつけた。彼女への愛を自覚してからの行動は「比類なき人」と呼ばれるだけあって最高。彼女の気持ちを最優先し、ゆっくり自分を知ってもらおうとする紳士。心から求婚をしつつ、望まない結婚をしない道まで考えてくれていた。周囲の策略は喜劇だけどH/Hはあくまでしっとり大人のロマンスw 2016/09/01
rokoroko
6
どたばた喜劇。思い込みやら愚かさやら、ちょっとした賭けごとやらで、話がもつれる。放蕩貴族と言われる人が振り回される珍騒動。ロマンス小説であったのよね2014/11/09