内容説明
クルッピーとウカレッピーは、ふつうの女の子。チョコレート・ビスケットや、シューッとあわだつ炭酸ドリンクがだいすき。けんかもするし、おもしろがってキャッキャッと声をはりあげることもあります。でも、ほんとうは、ふたりは天使なのです。ですから、ふしぎなえんぴつをもっていて…。
著者等紹介
ブレイク,クェンティン[ブレイク,クェンティン][Blake,Quentin]
1932年、イギリスのロンドン生まれ。イラストレーター、絵本作家。16歳のとき「パンチ」誌に作品が掲載されて以来、さまざまな雑誌を舞台に活躍。また、20年以上にわたって王立美術大学で教鞭をとるかたわら、R・ホーバン、J・エイキン、M・ローゼン、R・ダールなど著名な児童文学作家との共作も数多く出版している。『マグノリアおじさん』(佑学社)でケイト・グリーナウェイ賞、2002年には国際アンデルセン賞画家賞を受賞
柳瀬尚紀[ヤナセナオキ]
1943年、北海道根室市生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。英文学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵具巻
8
文京区立根津図書館で借りました。2015/11/03
亮さん
7
ダールの作品で有名なクェンティンブレイク先生の作品。いや、素晴らしい。素晴らしいんだけど、えんぴつに頼って終わりというのが少し悲しいかな。自分が作者なら、えんぴつに頼らなくても普通に描いた絵が売れたという作品にしたいな。2017/04/01
ヒラP@ehon.gohon
7
脈絡に乏しいお話のように見えるのですが、何よりも空中に絵が描ける鉛筆という発想が素晴らしいと思います。 そして、空中に絵を描くという夢は別の形で現実化されていることに、思いをはせました。 レーザーであったり、スモーク画であったり、空想がどんどん具体化される時代になってきました。 そんな意味でこの絵本を見直すと、面白いと思います。2016/06/03
おはなし会 芽ぶっく
6
路上画家のバンキンは、天使のクルッピーとウカレッピ―にもらったえんぴうで絵を描きます。そのえんぴつ苦衷に絵が描けるえんぴつなんです!2023/04/08
シエロ
6
名前を呼ぶだけで楽しくなっちゃう、クルッピーとウカレッピーのお話。天使自身も天使であることを知らないなんて。案外周りにいるのかもしれない…!2020/10/01