内容説明
エレンの家には、ちょっとした庭がある。庭のまんなかには、りっぱなりんごの木が立っている。この木が、エレンと友だちのオッレの、いちばんのあそび場。白い花のさく春、みどりの葉がしげる夏、赤色、黄色の実のなる秋…、ふたりは、一年じゅう、木の上であそんでいる。ところが、ある年の冬、あらしがやってきて、りんごの木がたおれてしまった。あああ!おきにいりのえだも、おれて…。
著者等紹介
クルースヴァル,カタリーナ[クルースヴァル,カタリーナ][Kruusval,Catarina]
1951年、スウェーデンのハルムスタッド生まれ。ヨーテボリ大学芸術産業学部(現デザイン工芸学部)でグラフィックデザインを学んだのち、絵画の教師、図書館員などの仕事を経て、フリーのイラストレーターになる。2000年にオッティリア・アーデルボリ賞を受賞
ひだにれいこ[ヒダニレイコ]
本名、枇谷玲子。1980年、富山県生まれ。2003年、デンマーク教育大学児童文学センターに留学。2005年、大阪外国語大学(現大阪大学)卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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