内容説明
タツノオトシゴって、いったいなに?ウマのような長い顔、サルのようなしっぽ、カンガルーのようなふくろ、オスが赤ちゃんをうむ!?タツノオトシゴは水族館でも人気者。でも、本当はしずかな海で、ひっそりくらしたいんだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
浅葱@
28
うわぁっ!! タツノオトシゴってこういう魚だったの。体の色を変えて身を守り、カップルは一生で、オスが妊娠する!? その生き方(生態)に感動しています。そしてタツノオトシゴが好きになってしまった私にあとがき&裏表紙のメッセージ。「タツノオトシゴは水族館でも人気者。でも、本当はしずかな海で、ひっそりくらしたいんだ。」年間2千万匹も捕獲され、絶滅の心配がされているとのこと。知ることが優しさにつながってほしい!願いを込めて推薦したい一冊です。2014/02/02
seraphim
27
美しい版画絵の挿絵で、タツノオトシゴの生態についてわかりやすく描かれた科学絵本。文章の配置も工夫されていて面白い。タツノオトシゴが魚の仲間だということ。オスにはお腹にポケットがあり、メスがその中に産卵しオスが卵を守ることなど、知らないことがたくさんあった。小さな竜のような体とつぶらな瞳をもつ、不思議な魚、タツノオトシゴ。水族館に見に行きたくなる。とても気に入った。面白かった。小学校低学年から中学年。2015/07/17
あーちゃん♪
24
タツノオトシゴって魚だったんだね。オスが妊娠するのはタツノオトシゴだけってのも聞いたことある気はするけど、すっかり忘れてて、新鮮だった。2013/07/10
わむう
21
ジェンダー絵本として紹介されていました。メスがオスのお腹に卵を産み、そのまま孵化させるという珍しい魚の生態を書いた科学絵本。2017/09/25
mntmt
20
神秘的な生き物だな〜!2017/01/18