目次
はじめに
基本的なデータ
変数の定義
関数の定義
条件分岐
さまざまなエラー
組とパターンマッチ
レコード
リスト
再帰関数を使ったプログラミング
自然数と再帰
ダイクストラのアルゴリズム
一般化と高指関数
高指関数を使ったリスト処理
新しい形の再帰
情報の蓄積
再帰的なデータ構造
例外と例外処理
モジュール
モジュールの開発
逐次実行
値の書き換えと参照透過性
副作用命令を使ったプログラミング
まとめ―プログラミングとは
著者等紹介
浅井健一[アサイケンイチ]
1992年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。東京大学助手を経て、お茶の水女子大学理学部情報科学科助教授。博士(理学)。専門はプログラミング言語(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オザマチ
7
文法を学んだが、プログラミングがうまくできない人へ。自分で型を定義すること、関数と再帰、基本的なデータ構造と使い方、コードの設計とテストのやり方・考え方について学べます。関数型言語に慣れてみたい人にもオススメ。大学でもこういった講義があればなぁ、と思いました。2014/09/16
fseigojp
6
これも隠れた名著 ダイクストラ法、赤黒木がこんなに簡単にわかっていいいの?2015/07/14
shin
3
その薄さとお手頃感に比べて中身はぎっしり。関数プログラミングのいろはを教えてくれる。最後の数章は走り気味なので、他書で補いたい。 なんといっても本書の特徴は、コードを書くための「型」となるデザインレシピを紹介しているところで、これを身につければより読みやすいコードが書けるようになる。2020/01/30
HF23
2
思っていた以上に読み応え、実装のしがいのある本だった プログラミングの基礎を学ぶことができる 型推論の便利さを実感することができる 代数的データ型の便利さを知ることができる パターンマッチの便利さを知ることができる ダイクストラのアルゴリズムや赤黒木の実装などをすることで、簡単なアルゴリズムを実装するという経験を得ることができる2020/01/13
Go-cha
2
本書はプログラミング言語ではなく、プログラミングで必要なロジカルな部分を学びたい!という人が読むべき本。 電車の最適なルートを導き出す実装を作り上げる、という目標を元に進めていきます。小さなロジックを組み合わせていき、それらを組み合わせ動いた時の達成感はたまらない。 ただ「基礎」という割にはそれなりに難易度が高いのである程度他の言語を嗜んでいる人がやると良さそう。2019/01/22
-
- 和書
- 悲しみを忘れないで