内容説明
フーは、ちっちゃな雲の子ども。ゆめを見ているのがすきなオスカーの、いちばんの友だちです。そのフーが、ひどくしょんぼりしています。雲のなかまが、こいしくなったのです。オスカーは、なんとかして雲のなかまを見つけてあげたい、と思いました。でも、フーと、はなればなれになるのは、いやです。いったい、どうすればいいのでしょう?桂冠児童文学作家(2003~2005年)マイケル・モーパーゴも絶賛の『オスカーとフー』につづくおはなし。
著者等紹介
テオ[テオ][Theo]
1963年、フランス生まれ。パリで育ち、カナダのモントリオールで科学者として働いていましたが、まもなくフランスにもどり、コンピューターではなく人間を相手に仕事をするようになりました。以来、イギリス、フランス、ドイツ、スペインでのテレビの子ども番組の制作に、もう10年以上たずさわっています
ヴィット,マイケル・デュドク・ドゥ[ヴィット,マイケルデュドクドゥ][Wit,Michael Dudok de]
1953年、オランダ生まれ。学校を卒業後、スイスのジュネーヴではエッチングを学び、イギリスではアニメーションを学んだのち、最初の映画『インタビュー』を制作しました。本の挿絵を描くばかりでなく、アニメーションについて教えたり、テレビや映画のために数多くのコマーシャル用アニメを制作して、たくさんの賞を受けています。短編アニメには、多数の賞を受けてアカデミー賞候補ともなった『僧侶と魚』、『トム・スウィープ』などがあります。最新作『岸辺のふたり』(くもん出版)は、アカデミー賞とBAFTA賞に輝いています。2002年、初めての絵本『オスカーとフー』を出版
さくまゆみこ[サクマユミコ]
1947年、東京生まれ。出版社勤務を経て、現在はフリーの翻訳者・編集者。玉川大学・大学院非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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