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出版社内容情報
ホメロスの叙事詩「イーリアス」で語り継がれてきた「トロイア戦争」。誰一人として事実とは信じなかったこの伝説に実業家のシュリーマンが挑んだ。1870年、彼はトロイアの発掘に着手する。世紀の大発見はここから始まったのだ。数々の神秘と伝説に彩られた幻の古代都市トロイアの全てを解き明かす。 小学校中学年~
内容説明
伝説上の古代都市トロイアは、本当にあった―!?ドイツのアマチュア考古学者、シュリーマンの血のにじむような努力の末、とうとう発見された幻の都市トロイアル数々の神話と伝説に彩られた、この古代都市のすべてを、いまここに解き明かす。古代文明の魅力と人類の不思議を伝える、ダイナミックな大型絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナハチガル
10
たいていはトロイ戦争かイーリアスかシュリーマンのどれかにテーマが絞られそうだけど、それらをまんべんなく学べる良書。文章がやや多いけど、画は安野光雅さんっぽくて親しみがある。若くしてひと財産築いて引退して、「現代ギリシャ語を六週間学び、古代ギリシャ語に移って三ヶ月でホメロスを読みこなせるようにまでなった。彼はもう夢中で、ニ年間というもの『イーリアス』と『オデッセイア』を読むこと以外、何もしなかった」っていい人生だなあ。その後の発掘は大変だっただろうけど。このシリーズは読破してみたい。A+。2021/06/20
M2
5
シュリーマンの生涯が主な内容で後半がトロイアの歴史、ひいてはギリシャの歴史の一部紹介だった。2021/03/04