出版社内容情報
かけっこしながら
ゆかいな妖術
かけて かわして かけくらべ
べんてんクモのじょうは『あやとりのじゅつ』で、
ガマのあぶらだゆうは得意のジャンプ『かえるとびのじゅつ』で、
すみぞめさくらこは、かんざしをひと振り『さくらばし』で、谷を飛び越えていきます。
そこで、いぬまるポチぶくろの繰り出した術は
「うぉうぉ~ん、うぉん!、 妖術『いぬこだま』!」
ラストスパートは妖術「いぬふうしゃ」で、かけあがれ!
個性的な妖術を繰り出しながら競い合う、妖術学校の四人の駆け引きが愉快なレースです。
優勝賞品はゴールの天狗山の“だいてんぐ”の空飛ぶうちわ。
古風なテーマが得意な藤川智子の細部まで描き込んだ美しい絵と世界観が楽しめます。
月刊保育絵本「てんぐやまの かけくらべ」をタイトルを変更し書籍化しました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
退院した雨巫女。
10
《本屋》このかけっこ楽しそう。2023/10/13
遠い日
4
妖術学校ですからたくさんの妖たちが登場。今日は、駆けくらべの日。ただのかけっこではありません。妖術使い放題のちょっとずるいかけっこです。誰がどんな妖術を使うのか?どこでしかけるのか?ずるいなぁとも思いながら、これがけっこう楽しい。2023/12/03
たくさん
1
マラソン大会みたいな感じだけれど、マラソンには小細工とか道具は使えないものね。最初から最後まで主役級4人の戦いが続いてその争いになっている。自分も見の周りの人を何かに例えて競争する絵本とか小説書いてみたいな。 2023/11/23