内容説明
本書は、「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」に準拠したテキスト・参考書である。まず、活き活きと生きるために必要な、食べ物に含まれる栄養素の種類と量、その摂取手段などをさまざまな視点から解説し、次に食品の調理と加工、特に調理による食品物性と栄養素の変化について紹介する。さらに、食品の安全性と食糧の流通、次世代食品についても言及している。なお、解説の随所には、適宜関連するWEB情報へアクセスできるようになっている。
目次
第1部 栄養素とその必要量および摂取手段(食べ物と病気との関わりの歴史;活き活きと生きるために必要な栄養素と1日当たりに必要な量(食事摂取基準) ほか)
第2部 調理と加工(食品の加工技術と保存技術;調理による食品物性と栄養素の変化 ほか)
第3部 食品に関わる諸問題(食品の安全性;食料の流通と環境問題)
第4部 次世代食品(超高齢社会に必要な生体調整物質;常温長期保存食品 ほか)
著者等紹介
柴田克己[シバタカツミ]
1974年岐阜大学農学部卒業。1979年京都大学大学院農学研究科博士課程修了、農学博士。帝国女子大学家政学部講師。1982年~83年米国ミネソタ大学生物科学部リサーチフェロー。1986年帝国女子大学家政学部助教授。1992年大阪国際女子大学人間科学部教授。1996年滋賀県立大学人間文化学部教授
木戸康博[キドヤスヒロ]
1979年徳島大学医学部栄養学科卒業。1981年徳島大学大学院栄養学研究科修士課程修了。大塚製薬株式会社徳島研究所研究員。1987年徳島大学医学部助手。1997年京都府立大学人間環境学部助教授。博士(栄養学)徳島大学。2007年京都府立大学人間環境学部教授。2008年京都府立大学大学院生命環境科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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