内容説明
発達心理学を中心に、教育学、保育学、社会学等その近接領域をも包含して、遊びに関する幅広い研究成果を体系的にまとめた解説書である。本書では、主として発達心理学と保育学における遊びの研究について考察する。乳幼児期の母子遊び、ことばの発生と遊びとの関わり、集団生活の中での遊びと仲間関係、環境との関わり等について、事例をあげて解説し、遊びと発達の関連を追求する。関連領域における学部学生、大学院生、研究者、保育現場の保母の方がた、および「遊び」に関心をもつ読者にとって、わかりやすく、親しみやすい書である。
目次
1章 遊びの個体発達―ふり遊びを中心に
2章 遊びとことば
3章 遊びと仲間関係
4章 乳幼児期の母子遊び
5章 遊びにおける活動の発達
6章 遊びとしての変換
7章 遊びにおけるモデリング
8章 遊びと学習―発達と教育における遊びの意義
9章 幼児の保育における遊び
10章 子どもの環境と遊び
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