内容説明
人間は生きていくためにモノづくりをし、デザインをする。一般的にデザインとは見た目(デコレーション)の問題と考えられがちだが、目的を達成するために、どのような構造や仕組みにするか、素材を使うかを考えることこそが重要であり、むしろモノづくりの本質的なプロセスであると考えるべきである。本書では、人と人工物の理想的なインタラクションをデザインするために知っておくべき、デザイン言語のさまざまな知見をレクチャー形式でわかりやすく紹介し、より深く専門的な情報にアクセスするためのリファレンスを提供する。
目次
00 デザイン言語
01 ユビキタスとタンジブル
02 パーソナル・ファブリケーション
03 アフォーダンス
04 イメージスキーマ
05 ハプティックとタクタイル
06 バイオミメティクス
07 エクストリームマテリアル
著者等紹介
脇田玲[ワキタアキラ]
1974年、東京吉祥寺に生まれる。1999年、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。同年、ラティス・テクノロジー株式会社入社。2002年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。2007年より、慶應義塾大学環境情報学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヤマヒロト
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入門のための本。言葉というか、単語から入るタイプ向け。2014/05/13
TAKAMI
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デザインとは何かについて日々考え学びあがいている自分にとってはとても魅力的な世界や言葉がたくさんちりばめられているけれど、結局デザイン言語が何かはわからなかった。情報とデザインを組み合わせて考えないんだな、あんまり。また読み直します。2013/12/26
May
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人間とモノ・コンピュータのインタラクションを可能にするデザインの入門書。2009年の本なのに知らないことが沢山載っていて面白かった。何かを学ぼう・作ろうという人にオススメ。2013/01/19
私
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入門・・・とは言っても頭の悪い私には読むのが大変だった。もう一回がっつり読みたいなー 私は今、生活環境学科アパレルコースとかいうわけのわからないところに属しているけど、もっと本質を探りたいなーとか思った。よくわからないけど、今のままじゃだめだと思うなー・・・といっても思うだけか。脇田さんのあとがきでぐさりときた。 どうやって勉強すればいいんだろう・・・考えよう2012/01/17
Schokoladenkuchen
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デザインというものに対しての認識がかわった本。インターフェース。