内容説明
本書は、情報源符号化に関する基礎理論についての最新のトピックスをまじえて解説したテキスト・参考書である。算術符号、情報表現、ユニバーサル符号、MDL基準、多端子データ圧縮、大偏差理論等のテーマについて、わかりやすく説明。斯学の学生・研究者に好個の解説書である。
目次
1 歴史と概要
2 情報源モデル
3 算術符号
4 データ圧縮と正整数のユニバーサル表現
5 ユニバーサル符号
6 MDL原理とその応用
7 データ圧縮・統計的推論・チューリング機械
8 多端子データ圧縮
9 データ圧縮と大偏差理論