出版社内容情報
北朝鮮ではどんな料理が食べられているのか。愛されているお菓子は? よく飲まれているお酒は? 韓国に住む著者が、平壌冷麺だけではない北朝鮮の郷土料理について、歴史だけでなく、未来へ向けてのレシピにも迫る。
内容説明
平壌冷麺、緑豆チヂミ、大同江ビール。近くて遠い国の料理、どのくらい知っていますか?愛されているお菓子は?よく飲まれているお酒は?韓国に住む著者が、自国とは少し違う北朝鮮独自の食文化を体験。異なるに至った経緯や歴史、そしてこれからのことについて考える。
目次
1部 北朝鮮の食文化と制度(配給制度によって維持されてきた社会;女性の社会参加を奨励せよ;米はすなわち社会主義だ ほか)
2部 北朝鮮の郷土料理(平壌の三大風物の一つ平壌冷麺と咸興緑末ククス;王族の麺を進化させた肉錚盤ククス;白頭山の精気に満ちた凍カムジャククス ほか)
3部 和解と平和の食べ物(南北交流の代表格、平壌冷麺;食卓の上の統一、ビビンバ;南北首脳の乾杯酒、トゥルチュクスル&ムンベ酒 ほか)
著者等紹介
キムヤンヒ[キムヤンヒ]
大学では食品栄養学、大学院の修士課程では食品工学を専攻し、ニュースサイト『統一ニュース』にてコラム「民族料理の話」を執筆。その後、東国大学北韓学科で北朝鮮の食料問題について研究し、博士号を取得した。現在は、韓国の企画財政部南北経済課の事務官として働いている
金知子[キムチジャ]
兵庫県神戸市生まれ。関西学院大学社会学部卒業。法律事務所勤務を経て、フリーランスとして実務翻訳、通訳、講師業に従事する。2021年から文芸翻訳を学び始め、現在は韓国文学翻訳院翻訳アカデミー夜間課程に在籍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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